教室レポート2024

2024年度に開講した外国語教室のレポートを紹介します。

韓国語(中級)

講師名: 申  受憙 (シン  スヒ)

 

カリキュラム

教室で教えたこと

韓国語の基本的な文法を主に教えました。また、その日に習った文法を使って文章を作り、それを発音してみる練習をしました。

さらに、言語だけではなく、昔の韓国の文化から最近の韓国の文化について話し合う時間を持ちました。例えば、韓国の祝日や韓国ドラマ、K-POP、韓国料理などを紹介しました。

韓国語中級クラスの受講生の年齢は幅広く、関心事の分野も異なっていたので、多様性ある文化を紹介するように気をつけました。

韓国語中級クラスには、韓国旅行に何度も行ったことある方が多かったので、韓国に実際行ってみて思ったこと、気になったことを話し合う時間も持ちました。

 

教室のカリキュラム

主にゼロからしっかり学べる!韓国語(文法)トレーニングというテキストのカリキュラムに沿って授業を進めました。

また、テキストの内容だけでは足りない部分を自分で調べて教えました。

このテキストは例文が少なかったので、例文を作って、それを一緒に日本語に翻訳してみたり、その日に習った文法や単語を使って文章を作ってみる時間を持ちました。

授業終わりの30分は韓国の文化について、例えば、韓国の祝日に関する単語や韓国ドラマでよく見られる韓国語表現や文化を紹介しました。

 

  • 教室の特徴、工夫をしたこと
  • 韓国と日本の異なる文化を紹介しました。また、中級クラスには韓国ドラマに興味ある方が多かったので、韓国ドラマの一部分を見ながら、韓国で実際使われる表現や韓国の文化を一緒に話し合う時間を持ちました。さらに、料理教室の時にはみなさんとチーズタッカルビやチヂミを一緒に作りました。タッカルビやチヂミは日本でもよく食べれる料理ですが、韓国で流行ってるレシピや実家でよく使われるレシピでみなさんと料理したのが特別な思い出になりました。

教室の様子

講師の感想

    • 講師をしながら、留学生と日本人生徒との交流だけではなく、韓国語を一緒に学ぼうとする生徒同士の交流も重要であることに気づきました。韓国が好きで、韓国語を学ぼうとする方々が集まっているこの教室で、韓国語を学ぼうとしたきっかけや韓国旅行の話でみなさんが盛り上がる雰囲気がとっても好きでした。さらに、私が留学生で、韓国語を専門的に教えられないことに配慮してくださり、逆に自分が知らない日本語を教えてくださったり、福岡内にあるイベントを紹介してくださったり、本当に講師をやってよかったと思いました。みなさんのおかげで暖かい思い出をたくさん作れました。
    • みなさんがとっても韓国語の勉強に熱心で、韓国に興味を持ってくれて、自分ももうちょっと授業を頑張りたいという気持ちになりました。みなさんの韓国語の勉強には大きく役に立てなかったかもしれませんが、私はみなさんとの交流が大好きで、いい思い出をたくさん作れました。これからもこの講師の経験を活かして日本での生活を頑張りたいと思います。

受講生の感想

・先生の穏やかで明るく真面目なキャラクターと、受講生の皆さんが一生懸命学習する姿勢が、語学教室全体の雰囲気をとても良いものにしていたと思います。
料理教室があったことは、みんなで交流する機会になり、クラスにより親しみを感じるようになりました。
担当していただいたシン スヒ先生は大学院生ということで、ご自分の論文執筆でお忙しい中でも熱心に授業準備と復習資料を作成してくださってました。韓国語教室が楽しく感じたのは先生のご尽力のおかげだと思っております。ありがとうございました。

 

・テキストだけでなく、ドラマや音楽を引用して授業をしたり、韓国の日常の事なども織り混ぜて話してくださったので、楽しかったです。毎回行くのが楽しみでした。

 

・明るく丁寧で、謙虚、コミュニケーションもとても上手で好感がもてました。

 

・語学だけを学びたいのであれば、専門の語学教室で良いと思いますが、文化を知れたり、お料理をしたり、音楽やドラマや先生の家族の話、韓国の日常も知れて、楽しかったです。

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お昼の韓国語(初級)

講師名 : 李  公明 (イ  ゴンミョン)

カリキュラム

教室で教えたこと

初級クラスのため、ハングルの基礎から始め、日常でよく使う表現までを教えました。教科書が文法中心の内容だったため、授業も文法をメインに進めました。韓国語は日本語と文法の語順がほぼ同じであるため、助詞について詳しく説明し、旅行時に役立つ物の数え方も指導しました

 

教室のカリキュラム

最初に日本語と韓国語の類似点を紹介し、効率的な学習方法を説明しました。母音・子音・合成母音・パッチム、漢数字・固有数字、基本文法、よく使う疑問詞、動詞の活用を学び、後半ではK-POPや韓国ドラマを活用した実践的な学習を行いました。

 

  • 教室の特徴、工夫をしたこと

単なる教科書ベースの授業ではなく、毎回の授業の最後15〜20分を「文化授業」の時間とし、日韓の文化の違いについて様々なテーマで紹介しました。特に、ドラマ『イカゲーム』に登場する伝統的な遊びを取り入れ、実際に受講生と一緒にゲームを楽しみました。また、韓国から家族が日本に遊びに来た際には、授業に参加してもらい、スピーキングの練習を行うなど、実践的な学習に力を入れました。

 

教室の様子

講師の感想

料理教室で交流したり、誕生日を祝ってもらったりする中で、受講生の皆さんと仲良くなれたことがとても嬉しく、より熱意を持って授業に取り組むことができました。また、地域の方々との関わりが増え、韓国語だけでなく韓国文化についての理解を深めてもらえたのではないかと思います。

韓国語教室はこれで終了し、これからは社会人になりますが、今後も日韓交流に貢献できる活動を続けていきたいと考えています。

受講生の感想

・中学校で英語と出会って、60才過ぎて出会った韓国語!授業ノートを振り返りながらながら、まだ韓国語を勉強したい!と思っています。講座で出会った先生、受講生の皆さん、とても良い方々でした。
最高の出会いでした。ありがとうございます。

 

・授業の準備をしっかりしてくださっていて、限られた時間のなかで優先順位をつけて的確に授業をしてくださったと思います。また理解度も年齢もバラバラな参加者にも関わらず、柔軟に授業を展開したゴンミョン先生は素晴らしいと感じました。韓国文化を紹介する時間も設けてくださって、これも大変楽しかったです。

 

・初歩的なことを質問しても、丁寧に分かりやすく答えてくださいました。
また、講義だけてはなく、韓国の文化等を興味の幅が広がるように話してくださり、とても楽しい講義でした。

だから、続けられたのだと思います。

 

・もう少し期間が長かったらいいのに💦もっと続けて通いたいと思うほど、毎週楽しみに通いました!

 

・料理教室など、教室外での学びや交流もあり、とても充実していました。あっという間の8カ月間でした。ありがとうございました。

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モンゴル語

講師名: ネルグイ  ゲゲーンフスレン

カリキュラム

教室で教えたこと

教室では、まず「文字」としてモンゴル語のキリル文字を紹介し、各文字の形状や正しい発音、筆順に注意しながら書き方を練習しました。さらに「書き方」では、単語や簡単な文章の構造を学び、正しいスペルや句読点の使い方を指導し、見やすく整理された文章作成のコツを伝えました。「読み方」では、短い文章を朗読し、アクセントやリズムを意識した発音練習を行い、自然なイントネーションを習得するためのディクテーションも実施しました。また、「会話」では、自己紹介や買い物、道案内など日常シーンを想定したロールプレイを通じ、実践的な対話力を高める工夫を行いました。「文法」に関しては、基本的な文型、動詞や名詞の活用、疑問文や否定文の作り方など、実際のコミュニケーションで役立つルールを段階的に学びました。さらに、リスニング強化のための音声教材やモンゴルの文化・歴史に触れる授業も取り入れ、全体としてバランスの良い言語習得を目指した内容となっています。

 

教室のカリキュラム

入門編(第1~8回)

・オリエンテーション、基本挨拶、アルファベット(キリル文字)の習得

  • ・初歩的な文法と日常会話の基礎を固める

 

内容の例:

  • ・授業冒頭での自己紹介とコース概要の説明
  • ・簡単な挨拶表現や発音練習、基礎文法の確認
  • ・ロールプレイやペアワークを通して、実践的な会話練習

 

中級編(第9~16回)

  • ・より実践的な会話表現、文法の応用
  • ・聴解・読解力の強化と、文化背景の理解

 

内容の例:

  • 日常生活のシーンに応じた表現の習得(買い物、交通、レストランなど)
  • 短い会話や記事を用いたリスニング・読解の演習
  • グループディスカッションやシチュエーション演習を通して、応用力の向上
  • 応用編(第17~24回)
  • ・これまでの学習内容を統合し、実践力をさらに高める
  • ・発表やディスカッションを通じた自己表現とフィードバックの充実
  • 内容の例:
  • ・個人またはグループによるプレゼンテーションやディスカッション
  • ・総まとめテストや振り返りセッションで、各自の成果と課題の確認
  • ・今後の学習計画の立案と、さらなる語学力向上に向けたアドバイス
  • 教室の特徴、工夫をしたこと
  • この教室は、実践重視のカリキュラムを採用しており、黒板に書きながら学生の様子を観察し、文を書く際には文章を共に読み、同じ例文を各自に書かせて一人ひとりに朗読してもらうなど、実際のコミュニケーション力向上を目指すよう工夫しました。少人数制で個別にフォローしながら、動画や音声、オリジナル教材など多様な教材を活用し、ロールプレイやグループディスカッションを通じて参加者主体のアクティビティを展開しました。また、文化体験を通じたモンゴルの歴史や伝統の理解促進、正確な発音指導、そして定期的なフィードバックにより、短期間で実用的な語学力を身につけることができる点が大きな魅力だったと思います。また温かいコミュニティ形成にも力を入れた指導がアピールポイントです。

教室の様子

講師の感想

講師としての経験は、非常に充実した学びの場であり、授業を重ねるごとに自身の成長を実感できました。はじめのころは緊張のあまり自信が持てず、学生の様子を十分に確認できずに進めていた部分もありましたが、授業が進むにつれて、学生たちの積極的な参加やフィードバックのおかげで徐々に自信を取り戻し、教える能力を大幅にアップグレードする貴重な機会となりました。黒板に例文を書きながら学生に朗読してもらう実践的な指導法や、ディスカッション、グループワークを通して、学生との信頼関係を築きながらコミュニケーションの重要性を改めて学ぶことができ、今後の授業運営にも大いに活かせる経験となりました。

受講生の感想

・わかりやすかったです。漢字もよく使っていたので、感心しました!

 

・授業も独自に考えてくれていて熱心でした。

 

・毎週楽しく勉強出来ました。

 

・楽しかったです。またモンゴルへ行きたいと思いました。

 

・興味深いテーマの話が多かった。

 

・授業の進め方や内容がわかりやすく、応用力を高めてくれる内容でした。

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中国語(初級)

講師名: 陳  嵐清  (チン  ランセイ)

 


カリキュラム

教室で教えたこと

授業は主に会話交流を中心に進めました。特にグループトークやペアワークを活用して、生徒同士の積極的なコミュニケーションを促進しました。また、授業の開始前には、子音と母音の練習を行い、発音の基礎を固めることにも力を入れました。文法や読み方については、必要に応じて簡単な説明を行い、理解を深めました。学生が言語を実際に使う場面を多く設けることにより、より実践的な学びを提供しました。

 

教室のカリキュラム

授業は、教科書をメインに進め、基本的な挨拶や自己紹介、年齢、家族構成、職業、故郷、趣味など、日常生活で必要となるトピックを中心に展開しました。毎回、学生が日常的に使える表現を学び、実際の会話で活用できるようにしています。特に、自己紹介や家庭の話をすることで、生徒同士が親しくなり、授業の進行がスムーズになりました。

文法・表現の練習と同時に文化を紹介しました。料理教室では料理をしながら、料理に関する単語を練習しました。
毎回復習を行い、会話を練習しました。

 

教室の特徴、工夫をしたこと

文化教室と料理教室の両方を2回ずつ実施しました。文化教室では、吟詠大会を開催し、学生が自分で選んだ中国の詩を発表する機会を作りました。また、漂漆(漆のしおり作り)を体験し、中国の伝統的な工芸を紹介しました。料理教室では、日本ではあまり見かけない料理を取り上げ、红烧(紅焼き豚)やホイ麺などを実際に作り、味わいながら学ぶことができました。デザイン専攻であるため、授業内でも毎回10分間の文化紹介の時間を設け、中国の伝統的な服、民族服、建築などを生徒に紹介しました。このように、言語を学ぶだけでなく、中国の文化や生活に関する理解も深めることができました。

教室の様子

講師の感想

教えるだけでなく、私自身も学ぶことが非常に多かったです。生徒たちは20代から80代まで年齢層が幅広く、その中で一緒に学んだことで、多様な視点を得ることができました。授業の中で、学生の成長を直接感じることができ、非常にやりがいを感じました。また、送別会では、生徒たちと一緒に楽しい時間を過ごし、感謝の気持ちを伝えることができて本当に嬉しく思いました。こうした経験を通じて、私自身の指導力も高まり、さらに多くのことを学ぶことができました。

受講生の感想

・飽きさせない授業内容、講師の教え方、現地の文化や言語感覚、発音練習やロールプレイなど、全体的にとても良かったと思います!

 

・発音など丁寧に教えていただきました。前回の復習などもあったので内容の進度はゆっくりで取り残されることがなかったです。

 

・上手い日本語で噛み砕いたり、例をあげたりして丁寧に教えてくれた。

 

・質問などしやすい雰囲気でした。先生は日本語が上手だったのでコミュニケーションも大丈夫でした。

 

・語学だけでなく料理や文化教室を体験できたのでよかったです。また色々な年代の方もいましたが友好的でした。

 

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ドイツ語

講師名:  オレクシク  フランチスカ クリスチーネ

カリキュラム

  • 教室で教えたこと
  • ・アルファベットのドイツ語の発音・数字、容器による異なる数え方・時計の読み方、時間的表現・文法(動詞の変形、名詞の性と格、所有冠詞、複数形と単数形の定冠詞と不定冠詞と格による変形の基礎、前置詞、復帰動詞、分離動詞、否定形(NichtとKein)とその格の変形、助動詞können, müssen, möchten、過去形・会話と表現、自己紹介、人の紹介、ほしいものとしたいことについて話す、買い物をするときの会話、物があるか、物はどこにあるか、いくらするのか、物はだれのものであるのかについて話す、予定を立てる、どこに行きたいのか、いつどこで会うか、何をしたいのか、しなければならないのかについて話す、自分の日常について話す、天気について話す

教室のカリキュラム

毎回の流れ:

  • ・ドイツの文化(習慣、ライフスタイル、祭りなどについてのプチトーク)
  • ・単語体操(形容詞、動詞、天気、過去形)
  • ・特定の文字の組み合わせで変わっていく発音の練習
  • ・課題確認
  • ・教科書、プリント、ゲームを使用し文法の復習と導入、学ばれた文法の会話の練習やロールプレイ
  • ・次回の課題の確認と次回することの説明

 

授業では主に教科書に基づいて進めた。チャプターごとの文法+αで会話の練習をした。そしてゲームとプリントを利用し、理解を深めた。また2回クイズを行い、理解度を確かめた。

料理教室でKartoffelpufferを作った。

最終回ではDie Hunderterというゲームで全体的な復習をした。

 

教室の特徴、工夫をしたこと

私はドイツ語を積極的に使うことで身に付くと思っているため、学んだ文法や単語を使って様々なゲームを作った。実際にゲームとロールプレイで使ったことで、自然なドイツ語の表現を覚えることができたと思う。そして、発音に必要な筋肉をつけるために、「単語体操」を毎回行い、頭のリフレッシュをしながら、体の動きと空気/歯/舌の使い方を練習した。自然なドイツ語を話すために文化を知ることも重要なため、歌や動画を見て、ドイツの暮らしについて紹介した。

 

教室の様子

講師の感想

留学生から学ぶ外国語教室の講師になって本当に良かった。毎回、楽しく笑顔で向かい、笑顔で帰る期間を過ごせた。準備のために必要だった時間は趣味のように感じられるほど受講生のみんなさんの笑顔が素晴らしかった。ロールプレイにも積極的に参加してくれ、文化に興味を持ち、不思議なドイツ語の文法と表現などについて質問され、私も色々考えさせられ、感動した。受講生のみんなさんはいつも温かく、私の好きなお菓子をいつもくださったり、誕生日会まで開いてもらった。最終回の授業の後、電車の中で目からポロポロこぼれるものがあった。
受講生のみんなさん、7か月間ありがとうございます!

これからもきっとドイツ語についての哲学的なディスカッションを思い出しながら、急に学校で笑いだしてしまうでしょう。

Vielen Dank und bis bald!(^▽^)/

受講生の感想

・受講生の皆さんがとても和気藹々で質問したり毎回授業が充実していた。

 

・先生やドイツ語を一緒に勉強できる仲間に出会えてうれしいです。

 

・教科書だけでなくプリントで復習したり丁寧に授業してくれたのでよかった。

 

・単に単語や文法を学ぶのではなく、体操やゲームを通して学ぶので、楽しい。

 

・とてもよく準備されていて、熱意を感じました。

 

・私は人より覚えたり理解するのが時間かかってしまいましたが初心者向けに文法を丁寧に教えてくれました。

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中国語(中級)

講師名: 鄭  媛媛   (テイ  エンエン)

カリキュラム

教室で教えたこと

本講義では、21のテーマをめぐり、ネイティブの生きた「ことば」や「文化」などをメインにして授業に取り組みました。

毎回の講義内容は「先週の振り返り」「今日の話題」「今日の中国語」「今週の宿題」から構成され、発音の練習、文章の鑑賞、文法の解説、会話、言語ゲーム、HSKの問題解説など様々な活動を通して「話す・聞く・読む・書く」の4技能の向上を目指しました。また、データ、動画、写真などを資料にして、料理教室や切り紙体験も含め、中国の最新情報や風習を解説しました。

 

教室のカリキュラム

「ことば」の部分ではピンインの四声、単語の説明、文の構成、語彙力の強化、詩詞の鑑賞、新語の解説、文法の解説、作文、実生活での会話など、語学力全般を向上させていきました。

「文化」の部分では、教育、医療などの社会制度、衣食住の生活風習、若者の価値観、伝統芸術、技術更新などの中国事情について解説しました。

 

教室の特徴、工夫をしたこと

本講義は教科書は使用せず、受講生のレベルに合わせ、授業の難易度や進度を調整していました。

テーマごとにプリント資料とスライドを両方作成し、授業の理解や習得を促進することに取り組んでいました。

 

教室の様子

講師の感想

短い間ですが、このクラスで皆さんと出会えて、すごく貴重な経験ができ、よい思い出になりました。皆さんの親切さが常に感じられ、また勉強への熱心な姿にも感心しました。

この授業を通じて、皆さんの中国語学習にお役に立てたなら、何より嬉しく思います。

中級クラスでは中国に詳しい方が多く、文化や生活について深い会話がよく生まれ、私自身の勉強にもなりました。日本語で解説することで、日本語の能力も上達できました。中国語を教え、話すことで、自国の文化が再認識でき、自身の成長を感じることができました。

留学生講師に応募してよかったです。心から感謝いたします。

受講生の感想

・中国の社会全般、歴史、文化などの多様な項目をとりあげての説明は大変参考になった。

 

・毎回違うテーマで、中国の実情などを知ることができ、勉強になりました。

 

・この存在のおかげで人との交流もできるし、勉強のモチベーションも保てる。

 

・新しい趣向を取り入れた授業を一生懸命行ってもらいました。

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ベトナム語

講師名: グエン  トゥアン  ナム

 

カリキュラム

教室で教えたこと

  • ベトナム語の文字・発音(特に発音)
  • 日常会話でよく使われている文系や言葉
  • ベトナムの日常生活
  • ベトナム各地方の文化や風習

 

教室のカリキュラム

今年のクラスでは、発音を重視して指導しました。カリキュラムに沿って最後まで授業を進めることができました。

学習の過程では、ベトナムの文化や日常生活の風景についても紹介しました。今回の授業だけでベトナム語を流暢に話せるようになるのは難しいですが、今後の基礎として、文法や発音の基礎をしっかり身につけられたと思います。

  • 教室の特徴、工夫をしたこと
  • 教室では、毎回座学だけでなく、グループワークやゲームを取り入れ、楽しく学べる工夫をしました。さらに、新しい言葉を覚えやすくするために、自作の「絵で表現した新しい言葉リスト」を配布し、抽象的な言葉でもイメージしやすくしました。また、料理教室では、ベトナム料理の「Bún cha」と「揚げ春巻き」を美味しく作ることができ、受講生の皆さんにも楽しんでいただけました。加えて、実践的にベトナム語を話す機会を作るため、九州大学のベトナム人留学生との交流を実施し、受講生が実際にベトナム語で会話できる場を設けました。

教室の様子


講師の感想

今回のクラスでは、受講生の皆さんが一生懸命に学習し、発音も綺麗にできていたと思います。ベトナム語の発音は難しいにもかかわらず、自ら努力して改善しようとしていた姿勢がとても素晴らしく、嬉しく思いました。

さらに、グループワークを通じてクラスの仲間とよく交流し、お互いの長所や短所を理解しながら協力し合う姿も印象的でした。

一方で、講師として私自身も多くのことを学びました。母国に関心を持ち、難しいことが多い中でも頑張って学習してくださった受講生の皆さんに、心から感謝申し上げます。

これからも、ベトナム語やベトナムの文化について、さらに深く学んでいただくことを楽しみにしています。

受講生の感想

・優しいナム先生に学べて良かったです。文化なども色々紹介してくださって楽しかったです。

 

・皆さん親切で、間違えても大丈夫な雰囲気を作ってくれました。

 

・講師が学習者の学習進度をよく踏まえながら復習も取り入れたり、動画の視聴、クイズなど飽きさせない工夫をたくさん取り入れていた。

 

・試行錯誤して楽しみながら学べるように工夫されてました。映像を使ってリアリティあふれるベトナムを伝えてくれました。ベトナムへの興味をもっと膨らませてくれる魅力ある先生でした。

 

・初心者が学習に入り込みやすいよう、基礎を丁寧に繰り返して進度をあげていてくれた。

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スペイン語

講師名: ロハス・バレラ  アレハンドラ

 

カリキュラム

教室で教えたこと

教科書の文法、語彙(読み方、特に正しい発音をすること)、聴解と会話の練習をしました。

 

  • 教室のカリキュラム
  • スペイン語の基礎:
  • アルファベット、発音、アクセントの記号のきまり、自己紹介、挨拶、国名・国籍、職業、名詞の性・数、定冠詞・不定冠詞
  • 基本的な文法:
  • 主語になる人称代名詞、指示詞、形容詞、所有詞、前置詞、動詞の現在形(規則・不規則)、疑問詞
  • 色々なテーマ:
  • スペイン語を話す国々、数字(1から100まで)・時刻、大学について話す、日常生活、人の記述、家族の紹介、旅行のプラン、好み

 

教室の特徴、工夫をしたこと

スペイン語を勉強しながら、メキシコの文化についても紹介しました。文化教室として、11月の「死者の日」と1月の「東方の三博士の日」について発表を行い、この時期に食べる伝統的なパンを配りました。また、受講生は「死者の日」に小さな祭壇を作る体験をしました。 また、料理教室も開催しました。そのセッションでは、メキシコの名物「タコス」、「ハイビスカスのジュース」や「グアカモレ」を作りました。

教室の様子

講師の感想

去年、財団で教えた経験を基に、今回の授業では、ペアワークを含むたくさん練習が載っている教科書を選びました。そのおかげで、受講生同士がすぐに仲良くなり、授業の雰囲気もよくなりました。唯一追加で準備しなければならなかったのは、受講生にとって理解が難しいトピックに関する練習問題でした。受講生全員のレベルはおおむね初心者だったため、レベルの調整に困ることはありませんでした。皆が協力しながら楽しい時間を過ごし、スペイン語を学ぶことができたと感じました。

受講生の感想

・とても丁寧に教えてくださいました。説明はわかりやすく、資料などもいろいろ作成してくださり理解しやすかったです。

 

・感じがいい先生でした。問題を間違えた時でも優しく教えてくださりました。先生も日本語を勉強されているので、私たちが日本語を教えたりしたときにお互い感謝しあうことができ嬉しかったです。

 

・教材の問題を解くだけでなく、グループワークがあったりして受身の授業ではなかったのと、先生の用意した発表を聞いたりして実際のメキシコの様子がわかった。
それと、常に質問はないか尋ねてくれてその場で疑問が解決し授業についていくことができた。

 

・中南米への興味感心が深まって、人生の彩りが増したと感じている。

 

・言語のことだけでなく、先生の出身国について知ることができて良かった。

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アラビア語

講師名: アルカティブ  ダニヤ

 

カリキュラム

教室で教えたこと

アラビア語はその複雑さゆえに難解な言語なので、その特性を理解した上で独自の方法で教えました。授業ごとに適切な時間を使い生徒がアルファベットを習得した後、段階的に新しいフレーズや単語、文法を導入しました。毎回のレッスンには文化的な要素を取り入れ、食文化や習慣、伝統、衣装、考え方、結婚など、さまざまなトピックを通じて学習を深め、アラビア語の理解を促進しました。カリキュラムは、生徒の読解力、ライティングスキル、会話能力を向上させることに重点を置き、YouTubeやPowerPointでのプレゼンテーション、ホワイトボードを使った説明など、さまざまなアプローチを取り入れました。また、アラビア語の教科書も併用しました。アラビア語は特に非母語話者にとって難易度が高いため、アルファベットや語彙を繰り返し復習し、学習の定着を図りました。さらに、2回の料理クラスを実施し、生徒たちはアラビアの伝統的な料理を作ることで、より深くアラビアの文化を学ぶことができたと思います。

 

教室のカリキュラム

28のアラビア文字の紹介、基本的な発音規則、文字の書き方、読み方、聞き方、話し方、発音の練習、短母音(ファタ、カスラ、ダンマ)と長母音(アリフ、ワウ、ヤ)、一般的なアラビア語の挨拶と表現を学びました。また、文字の形、色と数、数え方、代名詞、発音記号タシュキール(タンウィーン、シャダ、スクーン)、名詞を文で使う練習もカバーしました。さらに、名詞文、動詞文、過去形、現在形、命令形の動詞をカバーしました。

また異なるアラビア諸国を紹介しました。

  • 教室の特徴、工夫をしたこと
  • 私はアラビア語教師として、今まで様々な国の学生に指導してきました。私の指導法は、常にインタラクティブで魅力的な学びの場を作り出すことを大切にしています。教室の広さは、生徒全員が快適に学べるように十分なスペースで、ホワイトボード、プロジェクター、ラップトップを活用したマルチメディアベースの学習をしました。親しみやすく、サポートが充実したスタッフの協力もあり、教室の雰囲気をさらに良くなりました。私の教育スタイルは、新しい内容を進める際には、これまで学んだ内容をしっかりと復習しながら、ゆっくりと理解を深めることを重視しました。授業では、ビデオ、ディスカッション、ペアワーク、PowerPointプレゼンテーション、ホワイトボードでの書き込みなど、多様な教授法を使い、学習を楽しく効果的に進めました。また、言語学習だけでなく、その背後にある文化や歴史にも焦点を当てることで、学生たちにとってさらに魅力的な授業を提供しました。英国でのアラビア語教育経験やパレスチナの大学での歯学教育を通じて、学生のニーズや関心を理解し、それに基づいた指導を行うことで、彼らが言語能力を高め、成長できる環境を作ることに全力を尽くしました。学生とのやり取りはとても楽しく、よい授業が行えました。

教室の様子


講師の感想

講師として、私は学生たちの熱心さ、親切さ、そして努力に深い感銘を受けました。アラビア語は難しい言語であるにもかかわらず、その習得に対して驚くべき粘り強さを見せ、このレベルに到達することができた受講生に対し心から賞賛したいと思います。皆さんの決意と情熱は本当にインスピレーションを与えてくれ、皆さんの成長を見守ることができたことは私にとって光栄なことでした。

今回、私は、すべての学生が同じように教師の励ましを受け入れるわけではないことを学びました。中には、積極的に励ますと恥ずかしがる学生もいることに気付きました。そのため、私はそれぞれの学生の個性に合わせてサポートをするよう努めました。

 

また、学生たちから日本の文化や食べ物、考え方について多くのことを学び、アラビア語やアラビア文化と比較することがとても興味深く、この経験は大変やりがいのあるものでした。素晴らしい学生たちに教えることができたことに感謝しています。今後も同じレベルまたはそれ以上のレベルの学生にアラビア語を教えることを楽しみにしています。

アラビア語を教えることは私にとって非常に充実した経験でした。

受講生の感想

・いつも明るくて、一生懸命で、なるべく分かりやすく、質疑応答も真摯にされていました。先生は素晴らしかったです。

 

・授業も2回の料理教室もとても楽しかったです!

 

・全く馴染みがないアラビア語について知ることが出来た。これで勉強の足掛かりができた。

 

・毎回何かしら新たな発見があって楽しかったです。先生に感謝です。

 

・言語学習はもちろんのこと、ネイティブから教わると、その背景にある意味や文化まで教わることができ、重みのある学習をすることができると感じた。
日本にいながら、日常やニュースなどでは得ることのできない貴重な情報や、そこに生きる人の生活スタイルや各国の特徴を知ることができ、有意義な時間となった。
特にイスラム教の考え方は新鮮だった。

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土曜の韓国語(初級)

講師名: 鄭  韶瑩 (ジョン  ソヨン)

 

カリキュラム

教室で教えたこと

初級クラスは文法と単語量を増やすことが重要だと考え、単語、文法、リスニングを主に行いました。特に、学んだ文法と単語を使って文章を作ることと、聞いて書く練習を重点的にしました。

 

教室のカリキュラム

ハングル 、韓国語の数字(日付、時間、年齢、物の数え方)、曜日、基本的な「입니다(です体)」から否定文の 「~ 아니라(ではなく)」 と 「~안」接続否定文、進行形の ~고 있습니다(しています)と状態説明の~다니고 있습니다(通っています)、比較文~보다(より)、接続詞하지만(しかし)、過去形、非格式文体を行いました。

  • 教室の特徴、工夫をしたこと
  • 私たちの教室では、動画を使う勉強より、文法やリスニングにより力を入れてほしいという受講生が多かったです。 そのため料理教室は1回のみにして文法とリスニングの授業を増やしました。 2ヶ月間はリスニング強化に時間をかけ、私が直接韓国語の教材を買って読んだり、YouTubeを利用したりしました。
  • また受講生は、復習する時間があまりない会社員の方が多かったので、私は復習問題を作って毎回授業で復習問題を解いたり、受講生が復習できるように追加的な復習問題を配布したりしました。 2月の最後の授業直前には最終復習テストも行い、これまで勉強したことを振り返る時間も持ちました。

教室の様子


講師の感想

とても楽しかったです。 講義ができる機会を与えてくださってありがとうございます。
私はハングルや平書文でもきちんと読んで話せるようにしてあげたいという熱意が先行し、他のクラスよりも勉強する量が多く、生徒の皆さんは大変だったかもしれません。 しかし、皆さん最後までよくついてきてくださいました。授業が終わった後も、これからも韓国語を勉強したいというメールをいただき、嬉しい限りです。
そして授業を進行しながら、学生たちから日本と韓国の文化の違いや日本語表現を学ぶことができて、私もたくさん勉強することができました。 特に、日本語で説明をしなければならない部分が多かったので、自分でも日本語を勉強するようになって日本語での会話に対する恐れがなくなったことを発見しました。

受講生の感想

・先生とも親しくなり、勉強仲間ができて、復習もしっかりと取り組むことができた。

 

・前回の復習も毎回してくれました。質問にも優しく対応してくれました。

 

・先生が一生懸命プリント等を作成し、教えてくれたので、今までで1番韓国語を頑張って勉強することが出来ました。ありがとうございました。

 

・久しぶりに学びを楽しむことができました。ありがとうございました!

 

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台湾華語

講師名: 賴  可 (ライ  コ)

 

カリキュラム

教室で教えたこと

今回の授業では、教科書『台湾華語でぐるっと台湾めぐり』を使用し、台湾各地の紹介を基に学習を進めました。各県市を紹介する中で、歴史、地理、気候に触れながら、名産や文化の起源についても学ぶことで、台湾への理解を深め、より興味を持てるようにしました。

発音学習においては、華語の発音が多くの学習者にとって最も難関となるため、授業の最初の1か月間で「注音符号(ボポモフォ)」をしっかりと指導しました。これを習得することで、その後の文字認識や読解がスムーズになり、発音と文字をセットで覚えやすくなることを目指しました。台湾の漢字は難しいと感じるかもしれませんが、注音入力(キーボードでのタイピング方法や手書き入力の仕方)を学ぶことで、生徒自身でもGoogleなどを活用して調べることができるようになりました。

文法に関しては、昨年度の台湾華語教室で使用した教科書『今日からはじめる台湾華語』から基本的な文法知識をピックアップし、独自に作成した例文とともに、生徒の皆さんにわかりやすくまとめて紹介しました。

 

教室のカリキュラム

最初の1か月は、ボポモフォの継続的な復習と発音の修正に重点を置きました。その後は、教科書の進度に沿いながら、毎週各県市を取り上げ、私が作成した文法補充の例文や関連するトピックを交えて授業を進めました。また、台湾の地理や観光地の紹介も行い、言語だけでなく文化や背景への理解も深められるよう工夫しました。

さらに、授業の一環として2回の料理教室を実施し、肉まんと「冬至湯圓」を作りました。生徒たちは、自分で作りたい料理について調べ、それぞれが興味を持ったレシピで挑戦し、台湾の食文化を体験しました。

 

教室の特徴、工夫をしたこと、アピールポイント

私は台湾人として、自分が感じてきたことや台湾人の視点を大切にしながら、生徒の皆さんに台湾について伝えたいと考えました。そのため、教科書の内容にとどまらず、私自身の家族の話や台湾の人々の暮らし、食文化、地理・環境、政治、経済、さらには台湾の課題や問題点についても紹介しました。

特に、地元の人だからこそ知っているリアルな話を共有することで、単なる語学学習にとどまらず、台湾の社会や文化をより深く理解できるよう工夫しました。生徒の皆さんからのフィードバックを通じて、「現地の人しか知らない知識を学べた」と感じてもらえたことをとても嬉しく思いました。

教室の様子


講師の感想

この教室を通じて、昨年と今年出会った生徒の皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。私は日本で留学する中で、時に自分の「根」を忘れ、日々の生活に流されてしまうこともあります。しかし、台湾からの留学生として、私自身が何を貢献できるのかを考えました。もし私の背景や経験を通じて、出会った人々の世界観が少しでも広がり、新たな視点を得るきっかけとなれたなら、とても嬉しく思います。この教室で台湾について学んだことが、生徒の皆さんにとって新しい発見となり、台湾の文化や社会に興味を持つきっかけとなったなら、講師としての役割を果たせたと感じます。

生徒の皆さんとの交流を通じて、私自身も日本人の視点から台湾を見る機会を得ることができました。授業の準備をし、生徒たちと向き合う中で、日本と台湾のつながりや相互理解の重要性を改めて実感することができ、貴重な経験となりました。

受講生の感想

・料理教室や食事会もあって本当に楽しかったです。台湾の文化や歴史、また最新のエンタメから政治まで教えてもらい、台湾にとても興味を持ちました。ネットやテレビでは知れない今の台湾の若者の考えを知ることができて、本当に良い体験でした。台湾に旅行に行こう!と思いました。

 

・毎度のスライドがとてもわかりやすく、語学だけではない台湾の話をとても多く知ることができた。毎回授業を受けるのが楽しみだった。

 

・私たちが楽しめるように、いつも心がけてくださいました。最新の台湾の情報もたくさん取り入れてくださいました。料理教室も、めちゃくちゃ楽しかったです。

 

・先生独自のスライドの台湾各地の情報はとても興味深いことだらけでした。作成するのに、とても時間がかかったと思います。ありがとうございました。

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フランス語 

講師名:ランザトゥソン  メッシー  ミカエラ アンジアニナ

 

カリキュラム

教室で教えたこと

  • ・文字と発音 : 基本的なアルファベット、母音や子音の発音、アクセントの違い(é / è など)
  • ・書き方と読み方 : 簡単な単語や文章の書き取り、音読練習
  • ・会話 : 日常で使える表現(挨拶、自己紹介、買い物、空港での会話など)
  • ・文法 : 現在形の動詞の活用、所有形容詞、疑問文の作り方など
  • ・文化 : 数字、時間の言い方、基本的なフランス・マダガスカル文化に関する表

 

教室のカリキュラム

前半はテキスト『フランス語をひとつひとつわかりやすく』を使い、文法の基礎を教えました。

後半は、それを応用した会話練習をメインに行いました。

 

◎授業内容

1. ガイダンス・講師の紹介・フランス語での簡単な挨拶

2. 自己紹介によく使う動詞 être の活用・主語の代名詞・パリオリンピックとマダガスカル代表

3. 文を作るのによく使う -er 動詞 の活用・料理教室(マダガスカル料理)

4. 日常会話でよく使う動詞 avoir の活用・マダガスカルの家族文化 FAMADIHANA

5. 指示代名詞 ce の使い方・マダガスカルでの名前

🍳料理教室(マダガスカルの夕食)

6. 名詞の性(男性名詞と女性名詞)・フランス語で「誕生日おめでとう」

7. 名詞の性の応用・「マダガスカル人のルーツは?」

8. 曜日・月・季節の表現・季節について

9. 数字の学習・マダガスカルの季節ごとの果物

10. 複数形と定冠詞・不定冠詞の使い方・数のビンゴゲーム

11. 疑問文の作り方・マダガスカルのエッフェル塔

12. 否定文の作り方・数えられない名詞・人間ビンゴ

13. 所有形容詞の使い方・マダガスカルのVLOG視聴(マダガスカルの首都アンタナナリボ)

14. 形容詞の使い方・パン屋での会話 “À la boulangerie”

15. まとめ・学生の作文 “Ma journée”

16. 市場での会話 “Au marché”・作文 “Ma journée” の宿題

17. カフェでの会話 “Au café”・クリスマス関連ゲーム・マダガスカルのクリスマス

18. 新年をテーマにした作文と会話練習・マダガスカルのお正月

19. 発音と音読練習 “Le pique-nique de Paul et Marie”・道案内 “Où est la gare ?”

20. 発音と音読練習 “Un touriste à Paris”・料理教室のメニュー決め(マダガスカルのおやつ)

21. 発音と音読練習 “Un touriste à Paris”・ホテルでのチェックイン “Check-in à l’hôtel”

🍳 料理教室(マダガスカルのおやつ)

22. 空港でのチェックイン “Check-in à l’aéroport”・時間の読み方

23. 発音の練習・新年の抱負についての会話・マダガスカルの発表(アンタナナリボ)・マダガスカルでの旅行プラン発表(2泊3日)

 

◎授業の流れ(90分)

  1. 1. 復習 : 前回の内容を確認し、簡単な質問に答える
  2. 2. 新しい文法・会話練習 : 実際のシチュエーションを想定し、ロールプレイを交えながら練習
  3. 3. 単語を学ぶゲーム : Pictionary や Bingo を活用して語彙を楽しく学ぶ
  4. 4. 文化紹介 : フランスやマダガスカルの祝日、料理、お正月など
  • 教室の特徴、工夫をしたこと
    • ●実践的な会話練習 : 文法だけでなく、日常会話で使えるフレーズを学び、実際に話せるようにすることを目指しました。ペアワークやグループ活動を多く取り入れました。
    • ●動画や音声を活用 : ゆっくり話すのがメインですが、フランス語のリズムやイントネーションに慣れるため、ネイティブの会話を聞く機会を取り入れました。
    • ●イラストと資料を分かりやすく:資料にはなるべく多くのイラストを用いて、簡潔で文字を大きくすように工夫しました。
    • ●ゲームやアクティビティ : 数字の勉強にはビンゴ、単語学習には Pictionary、右左には体を動かすゲーム、買い物のロールプレイなど、楽しく学べる工夫をしました。
    • ●文化的要素の導入 : 料理、祝日、マダガスカルのお正月など、言語だけでなく文化も学べるよう工夫しました。

教室の様子


講師の感想

生徒の成長:設定した目標は達成したと思います。

  • コミュニケーション能力: 学生が日常会話や文書でのコミュニケーションをできるようになってほしい。
  • 自信の向上: 学生が言語を使用する際、自信を持ってほしい。
  • 異文化の理解: 学生がフランス語を学ぶことで、フランス語圏であるマダガスカルの文化に対する理解を深めてほしい。
  • 積極的な参加:学生が毎回の授業に積極的に参加してもらえるようになってほしい。そして授業を通じてフランスやマダガスカルにも興味を持ち、行きたくなってくれたら嬉しい。

講師の感想:

  • このクラスを通して、フランス語を教える楽しさを実感しました。特に、生徒の皆さんがフランス語で話せるようになっていく姿を見るのがとても嬉しかったです。最初は発音や新しい単語に苦戦していた生徒たちも、回を重ねるごとに自然にフランス語の表現を使えるようになり、大きな成長を感じました。
  • また、教えることで自分自身の理解も深まりました。
    「どう説明すればわかりやすいか」「どうすれば楽しく学べるか」を常に考えながら授業を進めることで、自分の知識を整理し、新しい視点を得ることができました。
  • さらに、自分の文化についても改めて学ぶ機会になりました。
    フランス語を教える中で、マダガスカルの文化やフランスの習慣を紹介する機会が多くあり、生徒に伝えるために調べたり考えたりすることで、改めて自分のルーツを理解することができました。 特に、マダガスカルのお正月や食文化について話した際、生徒たちが興味を持ってくれたのが印象的でした。

最後に、毎回積極的に参加してくれた生徒の皆さんに心から感謝します!
皆さんの努力と熱意があったからこそ、楽しく授業を進めることができました。これからもぜひフランス語の学習を続けてください!

受講生の感想

・先生自身が一生懸命で、こちらの疑問に対して、きちんと次の週には回答していただく事が多く、私達の為に有難いなと思いました。学生さんという事でしたが、外国語教師より熱心で、内容も濃かったです。

 

・毎回、要点をレジュメにまとめて下さり、丁寧に教えてもらいました。
語学だけでなく、マダガスカルの文化やゲームで楽しみながら学べた楽しい時間でした。

 

・緩急の付け方が素晴らしかった。先生はよく研究されており、受講生がついて来れているか、見極めながら授業を進めてくださいました。授業が楽しいので、脱落者が少なかったと思います。また、毎回、母国の情報を紹介してくださり、初めて見聞きする内容で、為になりました。

 

・先生自身がこれまで多くの努力をされ、今の姿があるのだろう事が伝わり受講者も積極的に学習参加している、そんな雰囲気の教室でしたよ。

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