料理教室レポート
全ての外国語教室において、講師の母国の料理を一緒に作るお料理教室を行います。
お祭りのときに食べる料理、その国の人がいつも食べている料理、季節の料理など、料理を通して講師の母国の文化を学びます。
他のクラスはどんな料理を作っているのかな~?気になりますよね。
こちらでは実施したお料理教室のレポートを紹介します。
台湾華語 お料理教室
■開催日
2024年12月7日(土)
■会場
あいれふ
■メニュー
台湾では冬至に「湯圓」を食べる習慣があります。湯圓は、もち米粉で作った団子のようなもので、その名の発音が「家族団欒」を意味する「團圓」に似ていることから、家族みんなが幸せに過ごすことを象徴する食べ物とされています。
今回はデザート系の甘い小豆ごま「甜湯圓」と、食事系の豚肉と椎茸を使う塩っぽい「鹹湯圓」を作りました。
さらに、生徒さんのアイデアから台湾スイーツである「豆花」も作りました。豆花は、つるんとした滑らかな舌ざわりが特徴で、日本の絹ごし豆腐よりもさらに柔らかい食感です。トッピングにはピーナッツ、小豆、緑豆、タピオカを入れ、黒糖シロップで自然な甘さを味わえるようにしました。
■講師レポート
今回は十分な余裕があり、学生の皆さんが調理器具の点検なども手伝ってくださったことに感謝しています。私が計画した湯圓づくりがうまくいったことはもちろん、学生さんが自ら調べて豆花を作ることができたのも素晴らしいと思いました。約1時間ほど、一緒に食事をしながら様々な話題で盛り上がり、とても楽しかったです。ちょうど肌寒くなってきたこの時期に台湾の冬至料理を作ることができ、幸せな気持ちになりました。
唯一の反省点は、料理の量が多すぎて、皆さんに持ち帰っていただくことになった点です。
■受講生の感想
- ・台湾の冬至にちなんだお料理を食べて、文化の違いを感じました。
- ・みんなが食べたことがない料理も、先生の指導のおかげでとても美味しくできました!今日も家で復習して、家族に好評でした!ありがとうございました。
- ・自分だけでは、作れない料理も、先生の指導と、みんなで協力することで作れるんだなと思いました。みんなでガヤガヤ楽しかったです。
- ・今回は時間にもゆとりがあり、ゆっくり味わって食べることができて良かったです♨️黒胡麻ダンゴがとても美味しくできたので、家でもチャレンジしてみます!
- ・豆花、とっても美味しいかったです❣️みんなの協力があっての成果ですね。今回の冬の台湾料理3品、温もりました〜😊
- ・皆さんと協力しあいながら作った3品はとっても美味しかったです。普段日本では食べる機会の少ない料理を味わえて大満足です☺️
- ・スープに入れるお団子を作る時、もち米粉団子の一部だけをお湯で先に湯掻いて、またもち米粉に入れて残りのお団子を作るというのが今までしたことない作り方で面白かったです!
- ・同じ「湯圓」でも全く違う味のメニューがあるとは知らず、日本のお雑煮みたいだと思いました。それを同時に味わうことができて楽しかったです!また自分で作ってみたいです。
- ・周りの人たちと協力しながら作り、勉強にもなってとても楽しかったです!また、台湾の季節の料理を食べることができ勉強になりました。
中国語(初級) お料理教室
■開催日
2024年12月4日(水)
■会場
あいれふ
■メニュー
胡辣汤(フーラータン)
特徴:胡辣汤は中国北方の伝統的なスープで、トマト、えのきだけ、木耳、豆腐などをベースにし、胡椒などの香辛料で辛さと香りを加えたスープです。辛味が特徴的で、寒い季節にぴったりの温かい料理です。
作り方:まず、西红柿を炒めて水を加えて沸騰させます。次に、きくらげ、エノキ茸などの具材を順番に加え、煮込みます。最後に、塩、醤油、胡椒、酢などで味を整えます。
評価:香り豊かな辛さと具材の調和が絶妙で、参加者からはその深い味わいが大変好評でした。
扯面/烩面(ホイ麺)
特徴:手延べの面である扯面(烩面)は、手で引き伸ばして作るため、もちもちとした食感が特徴です。
作り方:小麦粉を使って手延べ麺の生地を作り、3回のこねと3回の発酵を繰り返します。最後に、生地に油を塗って、30分以上発酵させます。発酵後、生地を引き伸ばして長い麺にし、沸騰したお湯で煮ます。
評価:手延べ麺を使った本格的な料理が楽しめ、特にスープと麺の絡みが絶妙だと参加者から好評でした。
韭菜炒鸡蛋(にらと卵の炒め)
特徴:韭菜と卵を炒めたシンプルで栄養価の高い家庭料理です。韭菜の香りと卵の滑らかな食感が絶妙に組み合わさり、あっさりとした味わいながらも満足感があります。
作り方:新鮮な韭菜を切り、卵を溶いて炒めます。フライパンで韭菜をさっと炒め、溶き卵を加えてふんわりと炒め合わせます。
評価:シンプルながらも美味しく、家庭的な味わいが参加者に好評でした。
酸菜炒肉(高菜と豚肉の炒め物)
特徴:酸菜(高菜)と豚肉を炒めた料理で、酸味と豚肉の旨味が絶妙に絡み合っています。酸菜の発酵風味が豚肉と相性抜群で、食欲をそそる一品です。また、辛味が加わることで、味わいがさらに深みを増します。
作り方:豚肉を炒めてから酸菜を加え、一緒に炒めます。最後に調味料で味を整えます。
評価:酸菜の酸味と辛味が豚肉とよく調和し、深い味わいがあり、参加者から高評価を得ました。
■講師レポート
今回の料理教室では、特に「扯面(ホイ麺)」を作る過程で受講生の皆さんがとても楽しんでいる様子が印象的でした。手延べ麺を作る過程は少し手間がかかりますが、生地をこねたり伸ばしたりする楽しさを実感していただけたようです。また、麺を煮ている間、スープの香りとともに、どんどん美味しさが増していくのを感じながら、皆さんが積極的に取り組んでいたのがとても嬉しかったです。料理の完成を楽しみにしながら作業を進め、最後に美味しい「扯面」を食べる喜びをみんなで共有できたことが、この教室のハイライトでした。手作りの麺がスープとしっかり絡み、まさに手間をかけた分だけ美味しさが増す一品でした。これからも、ぜひ自宅でも扯面作りに挑戦し、あの楽しい瞬間を再現してもらえたら嬉しいです。
■受講生の感想
- 「扯面(ホイ麺)の手延べ麺作りが思ったよりも楽しく、麺を伸ばす作業がとても面白かったです。自宅でも挑戦してみたいです。」「手間はかかりましたが、出来上がった麺をスープに絡めて食べるのが最高でした。自分で作った麺は本当に美味しかったです!」「出来上がった麺はとても弾力があって、噛むごとにしっかりとした食感が楽しめて、とても美味しかったです!」
土曜の韓国語(初級) お料理教室
■開催日
2024年11月30日(土)
■会場
ふくふくプラザ
■メニュー
소고기 무국(ソコギムック・牛肉大根スープ)と배추전(べチュジョン=白菜チヂミ)を作りました。
ソコギムックは家庭料理で冬になるとよく食べる汁です。しかし、お店では売っていません。べチュジョンも同じです。キムチを作る冬、白菜が安くなるとよく食べるチヂミです。
■講師レポート
最初は、多くの方が知っている料理の本場の味をお伝えしようかと悩みました。 タッカルビ、ニラチヂミ、あるいはトッポッキのような有名な料理を考えていましたが、どうせやるなら、知られていないが本当においしい家庭料理を教えてあげよう! 思うようになりました。 作り方は簡単ですが、とてもおいしい料理なので知ってもらいたいと思いました。
無事、料理し終えると、みんなとてもおいしいと言ってくれて、料理の選択が本当によかったと褒めてくれました。 自分でやってみたいという受講生もたくさんいて、残ったスープを持って帰ってくださる方もいらっしゃいました。 白菜チヂミもまた、多くの方が、知っているニラチヂミのレシピより少し簡単でおいしい、自分で作ってみたい、と言ってくれました。
このように知られていない韓国の家庭料理を知ってもらうことができて嬉しかったし、生徒の皆さんが楽しんでくれて、たくさん助けてくだり、私も楽しく料理できました。
できれば1月にもやりたいという意見があり、私も考えているところです。
■受講生の感想
- 家で作ってみたい、簡単で美味しい
韓国語(中級) お料理教室
■開催日
2024年11月10日(日)
■会場
ふくふくプラザ
■メニュー
1.タッカルビ:韓国の調味料を使った料理です。コチュジャンとニンニク、醤油、唐辛子、砂糖、味醂をベースとしたタレを作って、鶏肉、野菜を炒めます。
2.チヂミ:ニラ、海鮮、お肉、野菜、小麦粉を使った料理です。
■講師レポート
大人数で料理教室するのに少し不安を感じましたが、みんな手際よく、必要なもの(ゴミ袋、お箸、お皿)などを持ってくれたので、とても助かりました。
また、タッカルビとチヂミは日本でも有名は料理なので、みんな一回は食べたことある料理でしたが、よく知られていないレシピ(実家のレシピ)で作ったので、みんな喜んでくれました!今回は10人参加されましたが、16人全員集まる機会があれば、また挑戦してみたいなと思いました。とっても美味しく、楽しかったです。
■受講生の感想
- 1.韓国の調味料は近所のスーパーには売ってないので、韓国調味料を販売するお店で買ったのがよかったです。
- 2.韓国ではカリカリチヂミを作るためにパン粉を入れるのを初めて知りました。
- 3.使い捨て用のお皿とお箸を持ってきてくれて助かりました。
- 4.みんなと楽しく韓国料理を作って食べるのがとっても楽しかったです。
お昼の韓国語(初級) お料理教室
■開催日
2024年11月5日(火)
■会場
ふくふくプラザ
■メニュー
- タッカルビ
- チュモッパ
- チャパゲティ
■講師レポート
今回の料理教室では、受講生の皆さんと一緒に、タッカルビのソース作りから始め、チュモッパ、チャパゲティを作りました。前の授業で、各メニューの由来や文化について説明し、レシピ動画を参考にしたので、当日はスムーズに料理を楽しんでいただけたのではないかと思います。
本場の辛さであるタッカルビソースがご飯とよく合うことや、チュモッパの手軽さと美味しさ、そして日本ではあまり知られていないチャパゲティの魅力も体験できたことは、受講生の皆さんにとって新鮮だったようです。また、それぞれの料理の背景を理解しながら実際に料理して食べることで、韓国の食文化をより深く感じてもらえたのではないでしょうか。
今回は時間の制約もあり、多くのメニューを作ることはできませんでしたが、もし次の機会があれば、他の韓国料理も皆さんと一緒に作ってみたいと思っています。
■受講生の感想
- ・本場の韓国料理が味わえて良かったです。
- ・受講生同士で交流ができて良かったです。
- ・みなさん準備も手順もよく感謝です。
- ・本場のタッカルビ、なかなか辛かったです。
- ・みんなで作って楽しかったです。
- ・タッカルビ、チュモッパともおいしかったです。
ドイツ語 お料理教室
■開催日
2024年11月2日(土)
■会場
あいれふ
■メニュー
Kartoffelpuffer
この料理はよくお祭りやカーニバル(謝肉祭)シーズンで食べられています。油を多めに使い、冬に向けてのお腹のお肉「Puffer」を蓄積させるための料理です。お腹の肉で寒い冬は乗り越えられるという意味で、この料理を昔はよく食べていました。現代では、懐かしさもあり文化としてカーニバルシーズン中に食べることが多いです。カーニバルシーズンは四旬節前の数ヶ月を指し、地域により1週間だけのところや、4か月間カーニバルを祝う地域もあります。カーニバルシーズンは、食事を控える四旬節の前であるため、美味しいものたくさん食べる習慣があります。
■講師レポート
一言でいうと「楽しかったーーー!」です。食材の準備では、優しい受講生の1人が買い出しに連れて行ってくれて、教室に食材などを持ってきてくれました。料理教室の直前に参加者がロビーで待っていて、楽しいお喋りで始まりました。3時間で料理を完成させられるのか少し不安でしたが、料理実習室に入り、すぐに受講生のみんなさんが準備を手伝ってくれて、無事に始められました。じゃがいもを全部おろしにするのが大変な作業でしたが、みんなで楽しくお話をしながら、終わらせました。思ったより早く終って、一緒に食べる時間ができ、美味しく食べてくださる姿を見られて嬉しかったです。楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます!
■受講生の感想
- ①念の為事前に料理に関する単語をいくつか見てから参加しましたが、先生がホワイトボードに書いて下さった料理の手順にも出てきた単語があり、手順もよく分かりました。メニューは、ジャガイモパンケーキとアップルソースでした。噂に聞くドイツの伝統的なお料理のジャガイモパンケーキを作るということで、あえて事前に調理方法等を見たりせず参加しました。まず大量のジャガイモをすりおろすところからで、ジャガイモのすりおろしが一番大変でした!アップルソースもリンゴをみじん切りにしなければなりませんでしたが、まだましです!ジャガイモにあわせる玉ねぎもすりおろすとのことでしたが、時間の関係もあってそこは断念し、みじん切りに切り替えました。ジャガイモをすりおろしたものに、みじん切り玉ねぎ、小麦粉、塩を入れてパンケーキ種の出来上がりで、それをなんと油で揚げるということで、そこが驚きでした。カロリーが。。。パンケーキ種が大量に出来上がっており、これを全部揚げるのは時間的に難しかったので半分は焼くことにしました。伝統的パンケーキからははずれるのかもしれませんが、焼いたものも美味しかったです。アップルソースには、オレンジジュース、リンゴジュース、お砂糖を入れて煮詰めるもので美味しく出来ました。塩味のパンケーキに甘いソースで、日本ではあまりない組み合わせですが、ヨーロッパでは果物のソースを合わせるお料理が多いし、とても美味しく出来たと思います。先生のお話でも、やはりこのパンケーキは手がかかるということで、田舎のおばあ様のところに行くと出てくるお料理というお話、なんとなく日本のおはぎとか、お餅みたいな位置づけかなあと思いました。参加の皆様と一緒に協力してお料理をして、先生のお話も為になりとても楽しい時間を過ごさせて頂きました。有難うございました。②料理教室ありがとうございました。初めてのkartoffelpufferとてもおいしかったです。最初はジャガイモをするのが大変かと思いましたが、皆でやると楽しくできました。しょっぱいのと、🍎の甘いのがちょうどよく合っていて美味しかった。甘いものでも、チーズやハムやカレーをつけても合いそうだと思いましたよ😄③じゃがいもをメインにしたkartoffelpofferは特別な材料を使わずに作ることができました。だけど塩味(じゃがいも)と甘いソース(りんご)の組み合わせはドイツならでは。とても美味しかったので、家でも再現したいと思っています。
先生は反対しましたが、絶対チーズが合うと思います。
あと、この料理のお陰でじゃがいもの単語(kartoffel)を覚えることができました。
楽しい料理教室を開催いただき、ありがとうございました
④作るときはとにかくすりおろしと切り刻む量が多くて大変でしたが、それが報われた!と思うほどKartoffelpufferとても美味しかったです!りんごジャムと食べるのは、日本人の感覚だと意外でしたがすごく相性が良く、ドイツで定番なのも納得でした。
夫は胃が弱いので1枚しか食べられませんでしたが、りんごジャムがとても美味しいと言っていました!
中国語(初級) お料理教室
■開催日
2024年10月16日(水)
■会場
ふくふくプラザ
■メニュー
紅焼き豚
特徴:豚肉を使用し、醤油、砂糖、八角、生姜などで煮込む中国の代表的な料理です。豚肉が柔らかく煮込まれ、甘辛いタレとよく絡んで濃厚な味わいになります。
作り方:豚肉を角切りにし、まず焦げ目をつけます。次に、砂糖を焦がしてカラメルを作り、醤油、八角、生姜、にんにくとともに肉をじっくり煮込みます。
日本ではあまりなじみのない料理ですが、香辛料が肉に染み込み、深いコクのある味わいで、参加者にも大変好評でした。
トマトと卵のスープ
特徴:さっぱりとしたトマトの酸味と、ふんわりとした卵が特徴の家庭的な中華スープです。シンプルな味付けで、食事の最初や締めに最適です。
作り方:トマトをざく切りにしてスープに加え、卵をふんわりと溶き入れます。塩や醤油で味を調えて仕上げます。
短時間で簡単に作れるので、初めての方でも挑戦しやすい料理です。卵のふんわりした食感とトマトの爽やかさが絶妙でした。
■講師レポート
今回の料理教室では、日本ではあまりなじみのない中国料理を紹介しましたが、受講生が積極的に取り組んでくれたのが良かったです。特に、紅焼き豚のカラメル作りは少し難しかったようですが、丁寧にサポートしながら説明することで、皆さんが成功できたことが嬉しかったです。また、トマトと卵のスープはシンプルな料理ですが、卵をふんわり仕上げたり、トマトの旨味を引き出すために工夫しました。活動の最後に、参加した受講生の皆さんに調味料パックを用意しました。これで自宅でも紅焼き豚を再現しやすく、習ったレシピを活かしてぜひ挑戦してもらえればと思います。
■受講生の感想
- – 「紅焼き豚の焦がし砂糖が難しかったですが、講師のアドバイスのおかげで上手にできました」
- – 「普段はあまり使わない香辛料を体験できて楽しかったです。中国料理の奥深さを少し感じられました」
- – 「トマトと卵のスープが思ったよりも簡単にできたので、家でも作ってみたいです」
- – 「家庭で作る中華料理にはなかなか挑戦できませんでしたが、今回の料理教室を通じて自信がつきました」
- – 「食材の香りや色合いが良く、料理を通して異文化を体験するのはとても面白いと思いました」
モンゴル語 お料理教室
■開催日
2024年10月13日(日)
■会場
ふくふくプラザ
■メニュー
- 今回はボーズというモンゴルの料理と、一緒によく食べるポテトサラダとお茶を作りました。ツァガーンサルという伝統的なお祭りの三日間や普段でも食べる料理です。
- ・ボーズ(Бууз)~中華の餃子みたいな料理ですが、ボーズの中身は牛肉と羊肉であるのが基本です。モンゴル人は正月(ツァガーンサル)には三日間連続で食べます。
- ・ニースレルサラダ(Нийслэл салад)~ボーズとホーショールと一緒に食べるサラダです。日本にもあるポテトサラダと同じですが、ポテトは日本より固く作ります。
- ・スーテイツァイ(Сүүтэй цай)~年配のモンゴル人が日常的に飲むお茶です。基本はミルクティーと言われますが、塩味のお茶です。
- ・ガンビル(Гамбир)~小麦粉とバターなどの簡単な材料でできるお菓子です。小麦粉を使う料理がモンゴルにはたくさんあり、残った小麦粉を使って作ることが多いです。
■講師レポート
- 料理教室する前は、少し心配でした。しかし、生徒の皆さんのおかげでうまくいきました。ほとんどの学生はモンゴル料理を作った経験があり、皆よく理解していました。始めて作った方々も、ボーズの皮作りや肉の味付けなど、みんなうまく作ることにはびっくりしました。
■受講生の感想
- ・ボーズの皮に肉を包むのが難しかった。
- ・羊の肉と合いびき肉の2種類の味のボーズを作って味比べをしたのが面白かった。
- ・ひつじの肉は自分たちで刻んで粗みじんだったのですが、ひき肉より味がしっかりしていておいしく感じた。
- ・先生のご家庭の味を楽しむことができました。シンプルな味付けでしたが、素材の味がよく感じられました。
アラビア語 お料理教室
■開催日
2024年10月12日(土)
■会場
ふくふくプラザ
■メニュー
- 1-マクルーバ:家族全員で毎週楽しむパレスチナの伝統料理で、鶏などの肉、米、野菜にスパイスを加えて調理したもので、風味が豊かです。辛さを和らげるために冷たいヨーグルトと組み合わせることがよくあります。
- 2-アラビア風サラダ:食事のバランスをとるために、トマト、タマネギ、コリアンダー、キュウリ、オリーブオイル、塩を混ぜたさわやかなミックスを用意しました。ビタミンをたっぷりと摂取して体にさわやかな感覚を与えます。
- 3-レンズ豆のスープ:地中海やアラブ諸国の多くで愛されているこのスープは、主にレンズ豆で作られています。レンズ豆は、タンパク質含有量が高く、値段も安価でだれでも買えるため、「貧しい人の肉」と呼ばれることがよくあります。しかし、このスープは貧しい人だけでなくあらゆる人に愛されています。温かいので冬にもぴったりです。風味を増すためにレモンを絞ることもあります。レモンはビタミンCが多く、健康な肌と免疫力をサポートします。特に風邪やインフルエンザの季節に役立ちます。
■講師レポート
- 生徒たちと一緒に買い物に行き、授業では生徒たちに教えることに焦点を当て、ただ見ているだけではなく調理プロセスに参加するよう促しました。食べ物を通してアラブ文化を紹介する素晴らしい経験でした。生徒たちは一緒に食事を楽しみ、とてもよい雰囲気でした。食べ物は、異なる文化間のコミュニケーションの架け橋となり、私たちの多様性を示しながら人々を結びつけることができます。これは生徒たちにとって貴重な経験だったと思います。この授業を通じて、私たちはアラブ世界の味を福岡に持ち込み、文化の違いと類似点の両方に気付きました。
■受講生の感想
- Yuka:
- マクルーバはとても おいしかったمقلوبةすきな りょうり です
- スープ(ハサ)をつくりましたحساءRed pepper(あかぴーまん)をいれてみました。つぎは、つくれたらsweetがつくりたいです。
- Anna:
- 料理教室、とても楽しかったです!ありがとうございました!家に帰って家族にサラダとスープを作りました。炊き込みご飯は時間がかかるのでまた今度作ります!家族も美味しいと喜んでいました!ありがとうございます!2月の料理教室が楽しみです!!!
- Fumiharu:
- 今日の料理教室は他の受講者ともお話しできて楽しかったです。perfect でした!またやりたいです。ダニヤ先生もお疲れ様でした
- Yuuko:
- 料理教室とても楽しかったです✨簡単な作業担当が多かったので次は包丁を担当したいです✨
- Kanon:
- 料理教室をずっと楽しみにしていました。パレスチナ料理は初めてでしたが、マクルーバ(炊き込みご飯)とレンズ豆のスープ、アラビアのサラダは全てとても美味しかったです。特にレンズ豆のスープはレシピを教えてもらい、家で再度作って家族に振る舞いました。家族もとても美味しいと言っていました。皆さんで楽しく料理してお話しできてとても楽しかったです。いつかパレスチナに行ってみたいです。次回の料理教室も楽しみにしています😊
ベトナム語 お料理教室
■開催日
2024年9月29日(日)
■会場
ふくふくプラザ
■メニュー
- ・Bun Cha
- ・Nem Ran(揚げ春巻き)
■講師レポート
- ベトナム料理教室ではBun ChaとNem Ranを作りました。多くの方が初めてベトナム料理に挑戦しましたが、皆さんとても熱心に各工程を学び、楽しんで取り組んでくださいました。特にBun Chaは、香ばしい焼き豚肉の漬け込み方に皆さんが興味を持ってくださり、シンプルでありながら深い味わいを楽しんでいただけたようです。Nem Ranもとても人気があり、サクサクの食感や、皆さんが丁寧に包んで揚げた春巻きの美味しさに感動されていました。参加者の皆さんが料理を通じてベトナム文化に触れ、楽しさと新しい発見を体験してくださる姿を見て、とても嬉しく感じました。美味しい料理を味わうだけでなく、ベトナムの食文化を学んでいただけたことがとても有意義だったと思います。
■受講生の感想
- ベトナム料理のBun ChaとNem Ranを作る体験をしました。初めてのベトナム料理の挑戦で、食材や調味料に馴染みがなく少し戸惑いもありましたが、先生が丁寧に教えてくださったおかげで楽しく進めることができました。Bun Chaは香り豊かな焼き豚肉と素麺を組み合わせ、ヌクマムを使ったタレで食べるシンプルながら奥深い味わいの一品でした。特に焼いた豚肉の香ばしさが食欲をそそり、素麺と相性抜群でした。Nem Ranもサクサクの食感が楽しめて、揚げたての春巻きの美味しさに感動しました。全体を通して、ベトナム料理の特徴や味の奥深さに触れることができ、とても楽しい時間を過ごしました。料理の美味しさに加えて、新しい文化や料理の知識を得る良い機会にもなり、また参加したいと思える素敵な体験でした。
台湾華語 お料理教室
■開催日
2024年9月21日(土)
■会場
ふくふくプラザ
■メニュー
- 台湾しいたけ肉まん:具材には香り豊かなしいたけが加えられ、ジューシーな豚肉と一緒に蒸しあげられます。生地はふわふわで、しいたけの旨味が肉の甘味と合わされ、美味しいです。
- ビーフン炒め:ビーフンは台湾でよく食べられる米の麺で、野菜や肉、エビなどの具材と一緒に炒められます。軽い食感と、炒めることで染み込んだ醤油や黒酢の風味が特徴、豊かな風味を持つ料理です。
- 台湾おにぎり:もち米を使用し、中には揚げパン、豚・魚肉フロス、漬物、卵など多彩な具材が詰められています。朝食として人気があり、ボリュームがある料理です。
■講師レポート
- 今回は、学生たちが作りたい料理を提案してくれたので、それをもとに学生たちの期待に応える形でレシピを作成しました。料理教室を通じて、学生たちは料理に対する興味を一層深め、自ら進んで様々な料理や中国語(華語)を学ぶきっかけになったと思います。さらに、事前に準備していなかった鹹豆漿(シェンドウジャン)を、待ち時間中に学生たちが自発的に作り、見事に成功したのは驚きでした。すべての料理が大成功で、皆で一緒に食べた時には、まるで台湾で朝ごはんを食べているような雰囲気が漂っていました。終始、和やかな雰囲気の中で進行し、学生たちは協力して手伝い、片付けまでスムーズに行い、予定通りに終わることができました。楽しかったです。
■受講生の感想
- 台湾の食材が、日本の物と似ているようで、少し違っていました。そんな違いが解って勉強になりました。料理中は、皆さんとお話しながら作って、とても楽しかったです。台湾が、ますます好きになりました。
- 肉包や飯糰を食べたことはあるけれど、作るのを見たのは初めてで興味深かったです。
- 台湾の料理を食べるのは初めてで、今まで行ったことがない台湾への親しみや興味がグッと増しました!台湾に詳しい受講生の皆さんと、お話をする機会も増えて嬉しかったです。作った料理の写真を、早速台湾からのお客様に見せると、とても盛り上がりました。
- 台湾の料理を作って食べるのは初めてだったので、すごくワクワクしながら取り組むことができました。皆さんと一緒に作ることで、普段以上にコミュニケーションを取れた気がします。本当に楽しかったです!
- 肉まん班でしたが、作ったことがないので作る前はとても不安でした。しかし、先生がとても丁寧に細かく教えてくださって、肉まんを包むのはとても難しかったけれど、最終的にとても美味しいものができました!蒸籠を開けて肉まんから湯気が出た完成品を見た時、思わず感動しちゃいました。普段お店で買うものが自分たちでもできるんだ~って!肉まん、ビーフン、台湾おにぎり、そして鹹豆漿が並んだ光景は、まさに台湾の街角食堂さながら!?最後片付けの時間が迫っていて、無言で急いで食べたのが少しもったいなかったけれど、とても素敵な時間でした。作っている先生、そしてみなさん楽しい時間をありがとうございました。次の料理教室もとても楽しみです。
- どれも美味しくて、普段食べない味ばかりで、自分にとってとても素敵な時間でした!鹹豆漿が簡単で美味しいと知ったので、さっそく豆乳を買って今は朝ごはんに食べてます♪
- 楽しく、美味しい、料理教室でした。準備、調理、そしてみんなで食べる‼️協力し合って、時間通り。大成功でしたね。
- 調味料が印象的でした。台灣メーカーのものならではの味わいがある一方で醤油は日本のキッコーマンが使われているなど、違いや共通点が見つけられて面白かったです!旅行に行くだけではわからない、台湾の皆さんの普通の暮らしや文化に触れられて楽しい時間でした。
- ビーフンが日本のと違い、長~~く繋がっているのにビックリ! どの料理も美味しく出来上がって、大成功でしたね!みんなで、もっとゆっくり料理を味わいたかったので、次回はもっと時間があると嬉しいです。
フランス語 お料理教室
■開催日
2024年9月14日(土)
■会場
ふくふくプラザ
■メニュー
- Henakisoa sy Pitipoa(ヘンキスアー・シ・プチプワー)
豚肉とグリーンピースの家庭料理です。グリーンピースは豆類の中では高価な食材の一つであり、特別な日やご褒美としてよく食べられます。 - Poulet au coco(プレー・オ・ココ)
鶏肉とココナッツミルクを使った料理で、特別な時に食べられます。ココナッツミルクは通常、新鮮なココナッツから取り出します。マダガスカル中部ではあまり食べられませんが、首都の人々が夏休みに海沿いの街に行く際に楽しむ料理です。 - Romazava céléri(ルーマザヴァ・セレリ)
セロリだけを煮込んだお吸い物です。吸い物は通常の食事にいつも付いていますが、血液中の油を流し出す効果があるため、今回の油っぽいメニューに合うように選びました。 - Rougail(ルガイユー)
トマトサラダで、レモンで味付けしたさっぱりした冷たいおかずです。リッチなメインディッシュと対照的に、口をさっぱりさせて飽きずに食べられるようにしています。
■講師レポート
- 工夫点
皆さんには、自分が食べたい分の炊いたご飯を持参してもらいました。これにより時間と洗い物の短縮ができました。 - 量の不安
最初はピッタリの量を作ろうと思いましたが、最終的には1.5倍の量で作って正解でした。みんながおかわりしたり、持ち帰ったりしたので、その量で良かったです。ジップロックも買っておいて正解でした。飲み物はコカコーラ、緑茶、ウーロン茶、オレンジジュースを買いましたが、炭酸水は全然人気がありませんでした。 - 効率的な動き
食材のカット、調理、洗い物など、みんなそれぞれ得意なことをそこまで指示なしでこなして、料理に慣れていて効率的に動けたので、すべて時間通りに終わりました。この教室の皆さんと一緒に料理を作れてとてもラッキーだと思います。最後の片付けの際、どこに何を置けばいいのかわからず混乱しましたが、最終的には時間通りにできました。 - メニューの印刷
メニューを何枚か印刷しましたが、テーブルごとに1枚で十分でした。次回はA4ではなくA3サイズで印刷しようと思います。 - 参加者の関心
みんながとても好奇心旺盛で興味を持ってくれて嬉しかったです。マダガスカルのお菓子も楽しんでくれて、このような交流ができてとても嬉しかったです。今回参加できなかった人たちも、次回ぜひ参加してください。それまでにレシピを試していただければと思います。
■受講生の感想
日本ではなかなか食べることができないマダガスカルの家庭の料理作りを体験できて、とても楽しかったです。メイン2品、サラダ、スープと盛りだくさんのメニューでしたが時間配分もぴったりで、日本の家庭でも作れそうなところが、とても良かったです。
たくさん持ち帰りましたので、明日も楽しんで食べます。有難うございました。
J’ai passé un très bon moment. Merci à tous.
J’ai passé un moment heureux aujourd’hui.
中国語(中級) お料理教室
■開催日
2024年9月6日(金)
■会場
ふくふくプラザ
■メニュー
- 酱牛肉
- 凉拌菜
- 西红柿炒鸡蛋
- 水饺
母国のさっぱりしておいしい家庭料理です。水餃子は東北地方の「酸菜猪肉水饺」とベジタリアン餃子二種類作ってみました。
■講師レポート
台風で前週の授業がなくなり、打ち合わせができなかったので、買い物や調理の量などが少し効率的にできませんでした。初めての料理教室ですが、みなさんがすごくテキパキ動いてくださり、ありがとうございました。今回は料理が複雑で時間もかかりましたので、みなさんとあまり話ができなかったのですが、次にチャンスがあればもっとお話ししたいです。
■受講生の感想
- 想像以上に餃子が本格的でプロ並み?!の腕前だったので驚きました。美味しかったです。いただいたレシピにも分量の記載があれば、うちで再現しやすいのでありがたいです。
- どの料理も美味しかったです。餃子の餡も皮もまた作ってみようと思っています。
- 夕飯で、持って帰った分も家族で全部食べちゃいました。美味しかったです。
- 酱牛肉はかめばかむほど味が出て美味しかったです。凉拌菜は普通の材料だから、あまり期待していなかったのに、とても美味しかったです。先生の味付けが素晴らしいのと担当の3人が心を込めて丁寧に千切りを頑張ったからかと思います。
- 持ち帰った料理は家内に大好評で、次回を期待しているようです。
スペイン語 お料理教室
■開催日
2024年8月31日(土)
■会場
ふくふくプラザ
■メニュー
- 「Alambre de res」(牛肉のアランブレ)
- 「Salsa de jitomate」(トマトのサルサ)
- 「Guacamole」(グアカモレ)
- 「Agua de Jamaica」(ハイビスカスの水)
■講師レポート
メキシコ料理と言えば、やはり「タコス」が一番有名です。今回作った「アランブレ」はタコスの一つの種類で、タコス屋でよく売られています。自宅でも作れますが、タコス屋の味はやはり特別です!トッピングとして「グアカモレ」と「トマトのサルサ」を作りました。メキシコ人は辛い物が大好きなので、自宅にもレストランにも必ずサルサがあります。グアカモレはバーベキューでも必須です。
日本ではメキシコ料理を作るための材料を見つけるのが難しいですが、この3つの料理なら、皆さんも自宅で作ることができます。最後に、メキシコでは果物と水を混ぜた飲み物を「Agua de sabores」(味付きの水)と言います。今回は「ハイビスカスの水」を楽しみました。
参加者は14人でしたので、ちょうど3つのグループに分かれました。私は各ステーションを回りながら、順番に料理を進めました。去年の料理教室ではあまり食べる時間がなかったため、今回は、より作りやすい料理を選びましたが、逆に早く終わってしまいました。料理の数はちょうど良かったと思いますが、もう少しゆっくり説明した方が良かったかもしれません。一方、セッションの前に動画やレシピを共有したので、受講生は何を作るのか、どうやって作るのかについての知識があり、スムーズにセッションを進めることができました。
■受講生の感想
どんなメキシコ料理をどのように作るのだろうと楽しみにしていました。料理は意外と簡単で、そして想像以上においしかったです!tortillaで具材を巻いたものをtacosと言うことや、tacosはメキシコで朝昼晩毎食食べると言うこと、朝はスクランブルエッグなどを入れて食べると言うことなども知ることができました。また、普段会話を交わすことのないクラスメイトさんとも一緒にお料理をしておしゃべりしながらお食事してとても楽しかったです!ありがとうございました。