料理教室レポート

全ての外国語教室において、講師の母国の料理を一緒に作るお料理教室を行います。
お祭りのときに食べる料理、その国の人がいつも食べている料理、季節の料理など、料理を通して講師の母国の文化を学びます。
他のクラスはどんな料理を作っているのかな~?気になりますよね。
こちらでは実施したお料理教室のレポートを紹介します。

アラビア語 お料理教室

■開催日

12月10日(土)

■会場

あいれふ(福岡市健康づくりサポートセンター)

■メニュー

■講師レポート

1.のサフラブは寒い日などに元気を与える飲み物です。2.3.4.はシリア人はいつも食べています。5.のヨーグルト胡瓜は付け合わせとしてご飯と一緒にサーブされます。前日にすべての材料を買って、事前に作りたい料理をデモでやり、各メニューの準備がどれだけ時間が必要なのかを把握して当日の流れの計画をしました。当日は朝から寒かったので、最初に使いたい道具を一度洗ってから1.の元気を与える温かいサフラブを作りました。受講生がゆっくりサフラブを飲んでいる間に、残りの料理の材料を出して、道具の準備などをしました。2.ムジャッダラは炊飯器でも作れるので、材料をいれて、定期的に様子を確認だけできるので、サフラブの次に2.ムジャッダラをやりました。3.ウッシュ.アルプルプルと4.サムプーサクのやり方を受講生に説明してから、二つのグループに分かれて、各班が自分で料理をやりました。全部の料理が同時に出来上がって、美味しく熱いまま受講生と一緒に食べました。皆さんのおかげでクラスがとても楽しくて、スムーズに料理が出来ました。いろいろ手伝ってくれてありがとうございます!

■受講生の感想

先生たち二人がしっかりと準備をしていただいたので、とても楽しくできました。初めて食べるものばかりでしたが、どれも美味しく驚きました。ぜひ家で子供たちと作ってみたいと思います。他の受講生の方たちともコミュニケーションをとりながら出来たので、みんなにとっても仲良くなる良いきっかけになったのではと思います。





 

タイ語 お料理教室

■開催日

12月3日(土)

■会場

あいれふ(福岡市健康づくりサポートセンター)

■メニュー

■講師レポート:

今回の料理教室は現在のタイでも中々見かけない珍しいお菓子を選びました。事前の準備として、料理教室前の週の授業において、それぞれのメニューの特徴や食材等を紹介しました。また、レシピ・調理手順の資料、簡単な調理動画を受講生の皆さんと共有しました。料理教室当日は、教室開始前の1時間に3人の受講生さんと一緒に買物に行きました。事前調査のおかげで食材の場所と量が分かり、短時間で買物を済ませました。事前に料理の説明を行ったことで、当日の手間が大幅に省くことができましたが、想像以上にお菓子の調理が難しく、最後まで終わらせる事ができず大幅に時間がオーバーしてしまいました。厳しい時間制約の中でしたが、受講生の皆さんが積極的に動いて楽しくお菓子を作ってもらいましたので、タイのお菓子を知ってもらう良い経験になったかと思います。






 

ベトナム語 お料理教室

■開催日

11月20日(日)

■会場

あいれふ(福岡市健康づくりサポートセンター)

■メニュー

■講師レポート

今回は私の地元のフエの料理を選びました。フエではどこでも食べられる料理で、材料は日本でも見つけやすいものなので、この2つのメニューを選んで、受講生のみなさんに紹介しました。ブンボーフエはブンという米から作られた麺類を使います。スープは濃くて、少し辛味がありますが、日本人でも食べやすいものです。チェーはデザートです。甘くて、お団子は片栗粉で作られるので、もちもちです。生姜の香りも強く、体を温められます。当日は、受講生の皆さんが非常に積極的に参加してくれましたので、順調に進みました。ベトナム人の友達が2人来てくれたので、皆さんと色々なお話ができて、交流にもなりました。時間的に2品を作って丁度よかったです。

■受講生の感想

ベトナム料理はハン先生の故郷のフエ料理です。今回はブンボーフエとピーナッツ入り団子チェです。レシピも作成して頂きベトナム語の表記もありベトナム語も勉強しながら皆さんと一緒に料理を作ることができました。ブンボーフエはフォーに比べて食感もあり大変美味しかったです。先生に感謝です。





 

ドイツ語 お料理教室

■開催日

10月22日(土)

■会場

あいれふ(福岡市健康づくりサポートセンター)

■メニュー

ドイツのお祭り(Volksfest=国民の祭り)で食べられる料理です。昔には、カロリーが高く、辛い冬を乗り越えられるように食べた料理として知られていたそうです。Kartoffelは材料となるじゃがいもであり、Pufferはおなかの脂肪の方言語です。「Kartoffelpufferを食べて太ろう。」との考え方があったそうです。

■講師レポート

Kartoffelpufferを美味しく食べられたでしょうか。
Kartoffelpufferをあげるのは以外と大変でしたが、美味しかったですね。グループをドイツの音節遊びでたまたま男グループと女グループに分けられ、偶然でした。授業と違う形で、みんなが楽しく料理をしている姿が見られて、とても良かったと思います。Mamaに写真を送ったら、「Das sieht ja aus wie bei Oma. → 本当にお祖母さんが作ってくれたようだね。」との反応をもらいました。みんなさんの料理技術のおかげだと思います。私も人生初めてこの多量な料理をして、卵の計算間違いなど、色々すみませんでしたが、買い出しに行ってくれた人もいて、楽しい1日でした。ありがとうございます。

■受講生の感想

どのような料理ができるのか想像できずに料理を作り始めましたが、最後はちゃんと出来上がったので良かったです。




 


 

韓国語初級 お料理教室

■開催日

10月17日(月)

■会場

あいれふ(福岡市健康づくりサポートセンター)

■メニュー

■講師レポート

学生の時、学校が終わった後友達と一緒に食べた料理です。思ったより順調に進んだので、次の料理教室はもっと難しい料理にしてもよいかもしれないと思いました。楽しかったです!

■受講生の感想

料理教室はとても楽しく、おいしく出来上がりいただきました。お腹いっぱいになりました。先生の材料などの準備の良さ、皆さんの手際の良さ等々で思っていたよりもスムーズに進み、ゆっくり食べることができました。すごく良かったです。次回の料理は何でしょうか?楽しみです。また参加させてください。


 

中国語中級 お料理教室

■開催日

10月14日(金)

■会場

あいれふ(福岡市健康づくりサポートセンター)

■メニュー

■講師レポート

揚げパンを作って持っていって、皆さんに味わっていただきました。焼き小籠包とワンタンを皆さんと一緒に作りました。一人で16個の焼き小籠包を作ったので、余った分を持ち帰っていただき、家族にも味わっていただきました。とても楽しい時間でした。

■受講生の感想

おいしゅうございました。很好吃。






 

ポルトガル語 お料理教室

■開催日

10月10日(月)

■会場

あいれふ(福岡市健康づくりサポートセンター)

■メニュー

■講師レポート

「タピオカ」といえば日本人にとっては”飲み物”なんですが、同じ発音のポルトガル語の「Tapioca」とはブラジル人にとってパンケーキのイメージが当たり前です。その両方の共通点はキャッサバ粉です。Tapiocaはブラジルの先住民に使われ伝統的な材料で、ブラジルの全国に色んな料理に使われている。そのパンケーキブラジルの東北地方の伝統的なお菓子で、作り方は簡単で面白いし、中にはハム・チーズや鶏肉から、練乳までできます。今回は「ハム・チーズ」と「Doce de Leite com coco」(ミルクキャラメルととココナツ)、二つの味にしました。また「Bolo de Fubá」もブラジルの伝統的なケーキで、日本ではなかなか手に入れないものです。
どちらもティータイムに合う食べ物です。最初にタピオカだけを作る予定でしたが、簡単すぎて時間かからないから、もう一つの料理を作ることにしました。そして、ちゃんとしたブラジルの Café da Tarde(ティータイム)の雰囲気を作るために、ドリップコーヒーやブラジルの伝統的なハーブティ(Chá de Erva-doce)を準備しました。みんなとブラジルの料理や文化をシェア出来て、とてもうれしいです。

■受講生の感想

初めてのブラジル料理でとても期待していました。タピオカパンケーキは粉をそのままフライパンで焼く調理法でびっくりしました。ハムチーズもキャラメルソースも美味しくいただきました。豆からひくコーヒーとアニスのお茶でブラジルのティータイムのようにゆっくりとした時間を過ごせました。






 

韓国語中級 お料理教室

■開催日

10月8日(土)

■会場

あいれふ(福岡市健康づくりサポートセンター)

■メニュー

■講師レポート

日本ではなかなか食べられない本格的!な韓国料理をテーマにしました。皆さんともっと仲良くなれて、とても楽しかったです!
人数が少なかったので2グループに分けて三つの料理を作り、 料理のレシピだけではなく料理用語、食事ルールなどの学習も行いました。大人数の料理を作るのは初めてで少し心配しましたが、受講生たちの料理の腕がとてもよくて、美味しく出来上がりました。

■受講生の感想

韓国料理を本国の方から教えてもらうのが初めてで、思った以上に手間をかけずに、それでいて美味しく栄養もある料理が作れることに驚きました。毎日の献立に早速使えるものばかりで、本当に参加してよかったです。



 

中国語初級 お料理教室

■開催日

10月3日(月)

■会場

あいれふ(福岡市健康づくりサポートセンター)

■メニュー

中国では餃子といえば水餃子のことを言い、家庭の味としても親しまれています。
水餃子

■講師レポート

受講生が積極的に参加してくれたので、おいしい水餃子ができました。
一方、人数が多いので時間の把握が難しかったです。

■受講生の感想

餃子を2種類作りました。具材に煎り卵を入れたのは珍しくて、おいしかったです。
受講生同士の親しみがわきました。


 

タイ語 お料理教室

■開催日

10月1日(土)

■会場

あいれふ(福岡市健康づくりサポートセンター)

■メニュー

■講師レポート

タイの定番料理です!日本にあるタイ料理屋さんでも見かけやすいパッタイ(甘酸っぱいのタマリンドソースを絡めた焼きライスヌードル)、タイ東北地方「イーサーン」の名物のラーブ(ひき肉サラダ)とヤムウンセン(春雨サラダ)の3つのメニューです。料理教室前の週の授業において、それぞれのメニューの特徴や食材等を紹介し、料理教室で使えそうな単語について学習を行いました。また、レシピ・調理手順の資料、簡単な調理動画を受講生の皆さんに共有しました。料理教室開始前の1時間に2人の受講生さんと一緒に買物に行きました。事前調査のおかげで食材の場所と量が分かり、短時間で買物を済ませました。しかし、あいにく売れ切った食材があったため、近くのスーパーで探しに行く必要がありました。受講生の皆さんが非常に積極的に動いてもらい、調理器具の使い方も器用であり、私からの指示はほとんど必要がなく、皆さんはタイに関する話をしながら、賑やかで楽しく料理をしていました。また、料理教室に参加したことがある受講生さんから、調理教室の使い方や点検し方等色々教えてもらったため、予定時間通りに調理・食事・片付け・点検を終わらせることができ、作った料理の味も本格的でとても美味しかったです。

■受講生の感想

まずとっても楽しかったです!普段食べたいと思っている料理を自分たちで作りタイの香りを感じました。また、受講生同士のコミュニケーションもとれて、有意義な時間でした。

 

台湾華語 お料理教室

■開催日

9月17日(土)

■会場

あいれふ(福岡市健康づくりサポートセンター)

■メニュー

中秋節に食べる伝統的なお菓子です。お茶と一緒に食べるのがおすすめです。
月餅

■講師レポート

料理教室の前の週に、自分で一度月餅を作ってみて手順を予習しました。
普通の月餅は塩漬け卵黄が入っているのですが、日本であまり売っていないので、塩漬け卵黄抜きバージョンの月餅を作りました。
くるみと塩で粒あんの甘さを調節した月餅もかなり美味しいです。
料理実習室を使ったことがある生徒さんが、いろいろ手伝ってくれたので助かりました。
私の場合は料理は1つしか作らなかったのですが、焼く時間も含めると意外に時間がかかり、結局食べる時間がなくなりました。
次回の料理教室では、事前にグループ分けをして使う道具も決めておこうと思います。そうすれば、教室に入ってからすぐに始められます。

■受講生の感想

日本で売られている月餅と見た目も食感も違ってましたが、私的には今回作った月餅が好みです。調理実習をきっかけに講座の皆さんとも交流が持てて良かったです。ありがとうございました。

 

  

 

スペイン語 お料理教室

■開催日

9月8日(木)

■会場

ふくふくプラザ(福岡市市民福祉プラザ)

■メニュー

メキシコ人がいつも食べている料理です。

■講師レポート

メキシコ料理教室で「caldo de pollo」「chilaquiles」「tacos」「tacos dorados」を作りました。chilaquilesは朝ごはんとしてメキシコで食べられる料理です。caldo de polloやtacosもメキシコ人はいつも食べています。主にtortilla(トルティーヤ)を使って、鶏肉か豚肉と共に食べられる料理です。

■受講生の感想

メキシコ料理というものを初めて体験しました。食材の用意や先生の親切な作り方の指導など、先生には生徒一同感謝の気持ちでいっぱいです。個人的には小食ですので、料理の多さに食べきれるか不安でしたが、完食でき美味しかったです。国の風土や気候などの条件で料理の種類もいろいろとあるのだと感じた有意義な1日でした。ありがとうございます。

■担当者見学レポート

アツアツの茹でたてのチキンを手でさくときに、「熱っ!」=「メケメ」、「まだ熱いね」=「エスタ カリエンテ」と言いますと、スペイン語の表現を教えてくれました。他にもスープを表現する単語で「caldo=出汁をとるような煮込んだスープ」と「sopa=普通のスープ」の違い、玉ねぎを茶色になるまで炒める時には、「茶色」=「カフェ(コーヒーの色)」と言いますなど、料理を作りながらいろいろな単語を教えてくれました。お料理は、揚げ物・炒め物・煮込みとバラエティーに富んでおり、講師が2つの調理台を行ったり来たりしながら手順を説明し、時には講師自らタコスを揚げ、とても手際よく作り方を教えてている姿はプロの料理人のようでした。最後はそれぞれの料理の食べ方のレクチャーがあり、盛りだくさんのお料理教室でした。試食は、コロナ対策のため皆さん横並びに距離を取って座って食べました。

 

   

   

   

 

モンゴル語 お料理教室

■開催日

8月20日(土)

■会場

講師の自宅

■メニュー

モンゴル最大のお祭り“ナーダム”で出される料理を作りました。