料理教室レポート

全ての外国語教室において、講師の母国の料理を一緒に作るお料理教室を行います。
お祭りのときに食べる料理、その国の人がいつも食べている料理、季節の料理など、料理を通して講師の母国の文化を学びます。
他のクラスはどんな料理を作っているのかな~?気になりますよね。
こちらでは実施したお料理教室のレポートを紹介します。

台湾華語 お料理教室

■開催日

2024年12月7日(土)

■会場

あいれふ

■メニュー

台湾では冬至に「湯圓」を食べる習慣があります。湯圓は、もち米粉で作った団子のようなもので、その名の発音が「家族団欒」を意味する「團圓」に似ていることから、家族みんなが幸せに過ごすことを象徴する食べ物とされています。

今回はデザート系の甘い小豆ごま「甜湯圓」と、食事系の豚肉と椎茸を使う塩っぽい「鹹湯圓」を作りました。

さらに、生徒さんのアイデアから台湾スイーツである「豆花」も作りました。豆花は、つるんとした滑らかな舌ざわりが特徴で、日本の絹ごし豆腐よりもさらに柔らかい食感です。トッピングにはピーナッツ、小豆、緑豆、タピオカを入れ、黒糖シロップで自然な甘さを味わえるようにしました。

■講師レポート

今回は十分な余裕があり、学生の皆さんが調理器具の点検なども手伝ってくださったことに感謝しています。私が計画した湯圓づくりがうまくいったことはもちろん、学生さんが自ら調べて豆花を作ることができたのも素晴らしいと思いました。約1時間ほど、一緒に食事をしながら様々な話題で盛り上がり、とても楽しかったです。ちょうど肌寒くなってきたこの時期に台湾の冬至料理を作ることができ、幸せな気持ちになりました。

唯一の反省点は、料理の量が多すぎて、皆さんに持ち帰っていただくことになった点です。

■受講生の感想

中国語(初級) お料理教室

■開催日

2024年12月4日(水)

■会場

あいれふ

■メニュー

胡辣汤(フーラータン)

特徴:胡辣汤は中国北方の伝統的なスープで、トマト、えのきだけ、木耳、豆腐などをベースにし、胡椒などの香辛料で辛さと香りを加えたスープです。辛味が特徴的で、寒い季節にぴったりの温かい料理です。

作り方:まず、西红柿を炒めて水を加えて沸騰させます。次に、きくらげ、エノキ茸などの具材を順番に加え、煮込みます。最後に、塩、醤油、胡椒、酢などで味を整えます。

評価:香り豊かな辛さと具材の調和が絶妙で、参加者からはその深い味わいが大変好評でした。

扯面/烩面ホイ麺)

特徴:手延べの面である扯面(烩面)は、手で引き伸ばして作るため、もちもちとした食感が特徴です。

作り方:小麦粉を使って手延べ麺の生地を作り、3回のこねと3回の発酵を繰り返します。最後に、生地に油を塗って、30分以上発酵させます。発酵後、生地を引き伸ばして長い麺にし、沸騰したお湯で煮ます。

評価:手延べ麺を使った本格的な料理が楽しめ、特にスープと麺の絡みが絶妙だと参加者から好評でした。

韭菜炒蛋(にらと卵の炒め)

特徴:韭菜と卵を炒めたシンプルで栄養価の高い家庭料理です。韭菜の香りと卵の滑らかな食感が絶妙に組み合わさり、あっさりとした味わいながらも満足感があります。

作り方:新鮮な韭菜を切り、卵を溶いて炒めます。フライパンで韭菜をさっと炒め、溶き卵を加えてふんわりと炒め合わせます。

評価:シンプルながらも美味しく、家庭的な味わいが参加者に好評でした。

酸菜炒肉(高菜と豚肉の炒め物)

特徴:酸菜(高菜)と豚肉を炒めた料理で、酸味と豚肉の旨味が絶妙に絡み合っています。酸菜の発酵風味が豚肉と相性抜群で、食欲をそそる一品です。また、辛味が加わることで、味わいがさらに深みを増します。

作り方:豚肉を炒めてから酸菜を加え、一緒に炒めます。最後に調味料で味を整えます。

評価:酸菜の酸味と辛味が豚肉とよく調和し、深い味わいがあり、参加者から高評価を得ました。

■講師レポート

今回の料理教室では、特に「扯面(ホイ麺)」を作る過程で受講生の皆さんがとても楽しんでいる様子が印象的でした。手延べ麺を作る過程は少し手間がかかりますが、生地をこねたり伸ばしたりする楽しさを実感していただけたようです。また、麺を煮ている間、スープの香りとともに、どんどん美味しさが増していくのを感じながら、皆さんが積極的に取り組んでいたのがとても嬉しかったです。料理の完成を楽しみにしながら作業を進め、最後に美味しい「扯面」を食べる喜びをみんなで共有できたことが、この教室のハイライトでした。手作りの麺がスープとしっかり絡み、まさに手間をかけた分だけ美味しさが増す一品でした。これからも、ぜひ自宅でも扯面作りに挑戦し、あの楽しい瞬間を再現してもらえたら嬉しいです。

■受講生の感想

土曜の韓国語(初級) お料理教室

■開催日

2024年11月30日(土)

■会場

ふくふくプラザ

■メニュー

소고기 무국(ソコギムック・牛肉大根スープ)と배추전(べチュジョン=白菜チヂミ)を作りました。

ソコギムックは家庭料理で冬になるとよく食べる汁です。しかし、お店では売っていません。べチュジョンも同じです。キムチを作る冬、白菜が安くなるとよく食べるチヂミです。

■講師レポート

最初は、多くの方が知っている料理の本場の味をお伝えしようかと悩みました。 タッカルビ、ニラチヂミ、あるいはトッポッキのような有名な料理を考えていましたが、どうせやるなら、知られていないが本当においしい家庭料理を教えてあげよう! 思うようになりました。 作り方は簡単ですが、とてもおいしい料理なので知ってもらいたいと思いました。
無事、料理し終えると、みんなとてもおいしいと言ってくれて、料理の選択が本当によかったと褒めてくれました。 自分でやってみたいという受講生もたくさんいて、残ったスープを持って帰ってくださる方もいらっしゃいました。 白菜チヂミもまた、多くの方が、知っているニラチヂミのレシピより少し簡単でおいしい、自分で作ってみたい、と言ってくれました。
このように知られていない韓国の家庭料理を知ってもらうことができて嬉しかったし、生徒の皆さんが楽しんでくれて、たくさん助けてくだり、私も楽しく料理できました。
できれば1月にもやりたいという意見があり、私も考えているところです。

■受講生の感想

韓国語(中級) お料理教室

■開催日

2024年11月10日(日)

■会場

ふくふくプラザ

■メニュー

1.タッカルビ:韓国の調味料を使った料理です。コチュジャンとニンニク、醤油、唐辛子、砂糖、味醂をベースとしたタレを作って、鶏肉、野菜を炒めます。

2.チヂミ:ニラ、海鮮、お肉、野菜、小麦粉を使った料理です。

■講師レポート

大人数で料理教室するのに少し不安を感じましたが、みんな手際よく、必要なもの(ゴミ袋、お箸、お皿)などを持ってくれたので、とても助かりました。

また、タッカルビとチヂミは日本でも有名は料理なので、みんな一回は食べたことある料理でしたが、よく知られていないレシピ(実家のレシピ)で作ったので、みんな喜んでくれました!今回は10人参加されましたが、16人全員集まる機会があれば、また挑戦してみたいなと思いました。とっても美味しく、楽しかったです。

■受講生の感想

お昼の韓国語(初級) お料理教室

■開催日

2024年11月5日(火)

■会場

ふくふくプラザ

■メニュー

■講師レポート

今回の料理教室では、受講生の皆さんと一緒に、タッカルビのソース作りから始め、チュモッパ、チャパゲティを作りました。前の授業で、各メニューの由来や文化について説明し、レシピ動画を参考にしたので、当日はスムーズに料理を楽しんでいただけたのではないかと思います。

本場の辛さであるタッカルビソースがご飯とよく合うことや、チュモッパの手軽さと美味しさ、そして日本ではあまり知られていないチャパゲティの魅力も体験できたことは、受講生の皆さんにとって新鮮だったようです。また、それぞれの料理の背景を理解しながら実際に料理して食べることで、韓国の食文化をより深く感じてもらえたのではないでしょうか。

今回は時間の制約もあり、多くのメニューを作ることはできませんでしたが、もし次の機会があれば、他の韓国料理も皆さんと一緒に作ってみたいと思っています。

■受講生の感想

ドイツ語 お料理教室

■開催日

2024年11月2日(土)

■会場

あいれふ

■メニュー

Kartoffelpuffer

この料理はよくお祭りやカーニバル(謝肉祭)シーズンで食べられています。油を多めに使い、冬に向けてのお腹のお肉「Puffer」を蓄積させるための料理です。お腹の肉で寒い冬は乗り越えられるという意味で、この料理を昔はよく食べていました。現代では、懐かしさもあり文化としてカーニバルシーズン中に食べることが多いです。カーニバルシーズンは四旬節前の数ヶ月を指し、地域により1週間だけのところや、4か月間カーニバルを祝う地域もあります。カーニバルシーズンは、食事を控える四旬節の前であるため、美味しいものたくさん食べる習慣があります。

■講師レポート

一言でいうと「楽しかったーーー!」です。食材の準備では、優しい受講生の1人が買い出しに連れて行ってくれて、教室に食材などを持ってきてくれました。料理教室の直前に参加者がロビーで待っていて、楽しいお喋りで始まりました。3時間で料理を完成させられるのか少し不安でしたが、料理実習室に入り、すぐに受講生のみんなさんが準備を手伝ってくれて、無事に始められました。じゃがいもを全部おろしにするのが大変な作業でしたが、みんなで楽しくお話をしながら、終わらせました。思ったより早く終って、一緒に食べる時間ができ、美味しく食べてくださる姿を見られて嬉しかったです。楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます!

■受講生の感想


中国語(初級) お料理教室

■開催日

2024年10月16日(水)

■会場

ふくふくプラザ

■メニュー

紅焼き豚

特徴:豚肉を使用し、醤油、砂糖、八角、生姜などで煮込む中国の代表的な料理です。豚肉が柔らかく煮込まれ、甘辛いタレとよく絡んで濃厚な味わいになります。

作り方:豚肉を角切りにし、まず焦げ目をつけます。次に、砂糖を焦がしてカラメルを作り、醤油、八角、生姜、にんにくとともに肉をじっくり煮込みます。

日本ではあまりなじみのない料理ですが、香辛料が肉に染み込み、深いコクのある味わいで、参加者にも大変好評でした。

 

トマトと卵のスープ

特徴:さっぱりとしたトマトの酸味と、ふんわりとした卵が特徴の家庭的な中華スープです。シンプルな味付けで、食事の最初や締めに最適です。

作り方:トマトをざく切りにしてスープに加え、卵をふんわりと溶き入れます。塩や醤油で味を調えて仕上げます。

短時間で簡単に作れるので、初めての方でも挑戦しやすい料理です。卵のふんわりした食感とトマトの爽やかさが絶妙でした。

■講師レポート

今回の料理教室では、日本ではあまりなじみのない中国料理を紹介しましたが、受講生が積極的に取り組んでくれたのが良かったです。特に、紅焼き豚のカラメル作りは少し難しかったようですが、丁寧にサポートしながら説明することで、皆さんが成功できたことが嬉しかったです。また、トマトと卵のスープはシンプルな料理ですが、卵をふんわり仕上げたり、トマトの旨味を引き出すために工夫しました。活動の最後に、参加した受講生の皆さんに調味料パックを用意しました。これで自宅でも紅焼き豚を再現しやすく、習ったレシピを活かしてぜひ挑戦してもらえればと思います。

■受講生の感想


 

モンゴル語 お料理教室

■開催日

2024年10月13日(日)

■会場

ふくふくプラザ

■メニュー

■講師レポート

■受講生の感想


アラビア語 お料理教室

■開催日

2024年10月12日(土)

■会場

ふくふくプラザ

■メニュー

■講師レポート

■受講生の感想


ベトナム語 お料理教室

■開催日

2024年9月29日(日)

■会場

ふくふくプラザ

■メニュー

■講師レポート

■受講生の感想


台湾華語 お料理教室

■開催日

2024年9月21日(土)

■会場

ふくふくプラザ

■メニュー

■講師レポート

■受講生の感想


フランス語 お料理教室

■開催日

2024年9月14日(土)

■会場

ふくふくプラザ

■メニュー

 

■講師レポート

■受講生の感想

日本ではなかなか食べることができないマダガスカルの家庭の料理作りを体験できて、とても楽しかったです。メイン2品、サラダ、スープと盛りだくさんのメニューでしたが時間配分もぴったりで、日本の家庭でも作れそうなところが、とても良かったです。

 

たくさん持ち帰りましたので、明日も楽しんで食べます。有難うございました。

 

J’ai passé un très bon moment. Merci à tous.

 

J’ai passé un moment heureux aujourd’hui.



中国語(中級) お料理教室

■開催日

2024年9月6日(金)

■会場

ふくふくプラザ

■メニュー

母国のさっぱりしておいしい家庭料理です。水餃子は東北地方の「酸菜猪肉水饺」とベジタリアン餃子二種類作ってみました。

■講師レポート

台風で前週の授業がなくなり、打ち合わせができなかったので、買い物や調理の量などが少し効率的にできませんでした。初めての料理教室ですが、みなさんがすごくテキパキ動いてくださり、ありがとうございました。今回は料理が複雑で時間もかかりましたので、みなさんとあまり話ができなかったのですが、次にチャンスがあればもっとお話ししたいです。

■受講生の感想



スペイン語 お料理教室

■開催日

2024年8月31日(土)

■会場

ふくふくプラザ

■メニュー

■講師レポート

メキシコ料理と言えば、やはり「タコス」が一番有名です。今回作った「アランブレ」はタコスの一つの種類で、タコス屋でよく売られています。自宅でも作れますが、タコス屋の味はやはり特別です!トッピングとして「グアカモレ」と「トマトのサルサ」を作りました。メキシコ人は辛い物が大好きなので、自宅にもレストランにも必ずサルサがあります。グアカモレはバーベキューでも必須です。

日本ではメキシコ料理を作るための材料を見つけるのが難しいですが、この3つの料理なら、皆さんも自宅で作ることができます。最後に、メキシコでは果物と水を混ぜた飲み物を「Agua de sabores」(味付きの水)と言います。今回は「ハイビスカスの水」を楽しみました。

参加者は14人でしたので、ちょうど3つのグループに分かれました。私は各ステーションを回りながら、順番に料理を進めました。去年の料理教室ではあまり食べる時間がなかったため、今回は、より作りやすい料理を選びましたが、逆に早く終わってしまいました。料理の数はちょうど良かったと思いますが、もう少しゆっくり説明した方が良かったかもしれません。一方、セッションの前に動画やレシピを共有したので、受講生は何を作るのか、どうやって作るのかについての知識があり、スムーズにセッションを進めることができました。

■受講生の感想

どんなメキシコ料理をどのように作るのだろうと楽しみにしていました。料理は意外と簡単で、そして想像以上においしかったです!tortillaで具材を巻いたものをtacosと言うことや、tacosはメキシコで朝昼晩毎食食べると言うこと、朝はスクランブルエッグなどを入れて食べると言うことなども知ることができました。また、普段会話を交わすことのないクラスメイトさんとも一緒にお料理をしておしゃべりしながらお食事してとても楽しかったです!ありがとうございました。