講演会の様子(バックナンバー)
令和5年5月~令和6年7月
令和6年7月
キルギス共和国・ビシュケク
第193回の外国人学生が語る「ふるさとの街と福岡」講演会を開催しました。この講演会では、カルベコフ・アリムザンさんが、ふるさとの街であるキルギス共和国・ビシュケクについて話しました。
キルギスはユーラシア大陸中央部にある美しく雄大な自然がある国で、アリムザンさんはキルギスの言語、国旗の意味、パオ等の遊牧民の伝統的な家、博物館や美術館、市場や食べ物、人々の生活の様子等をクイズ形式で楽しく紹介し、参加者の皆さんも楽しんで参加されていました。また、雄大なアラ・アルチャ国立公園やコノーチェク渓谷、歴史的なブラーナの塔、お祭りの様子や伝統的な衣装等も、美しい写真や迫力のある動画で紹介されました。福岡の好きな場所やよく行く場所についても話してくださいました。
アリムザンさんは、大学院博士課程で金属に関する材料科学を研究していますが、卒業後は日本で企業に勤めて経験を積み、母国と日本との間により緊密な関係を築きたいと考えているそうです。これからもぜひ頑張ってください。
令和6年5月
メキシコ・クエルナバカ
第192回の外国人学生が語る「ふるさとの街と福岡」講演会を開催しました。この講演会では、ロハス・バレラ・アレハンドラさんが、ふるさとの街であるメキシコ・クエルナバカについて話しました。
メキシコ合衆国は北米大陸の南部に位置しており、日本とは江戸時代初期からの交流があり、クエルナバカはメキシコシティの南に位置していて、コルテス宮殿や世界遺産の「ポポカテペトル山腹の16 世紀初頭の修道院群」のクエルナバカ大聖堂など歴史的建築物が有名です。年間平均気温は21度で、ブーゲンビリアなどの綺麗な花が年中咲いている場所とのことです。伝統的な踊りやタコス等も紹介され、参加者の皆さんも非常に興味を持ち楽しんでいる様子でした。
アレハンドラさんは、日本のアニメを見て日本文化に興味を持ち、2015年明治大学に留学、現在は九州大学で日本文化について勉強されています。卒業後は、美術館や博物館、または日本の企業で働きたいと考えているとのことです。これからもぜひ頑張ってください。
令和6年3月
マレーシア・アロースター
第191回の外国人学生が語る「ふるさとの街と福岡」講演会を開催しました。この講演会では、ファズウィン・ビンティ・サムス・ラーマンさんがふるさとの街であるマレーシア・アロースターについて話しました。
マレーシアは、イスラム教が連邦の宗教となっており、特にアロースターでは美しい造りのザイールモスクが有名で、観光名所となっているとのことでした。
また、ファズウィンさんのご家族の紹介、そしてマレーシアの食べ物や遊び、そして結婚など独自の風習・文化について具体的に話されており、参加者皆さんも非常に興味を持たれていました。
これからもぜひ頑張ってください。
令和6年1月
トルコ・デニズリ
第190回の外国人学生が語る「ふるさとの街と福岡」講演会を開催しました。この講演会では、オズデミル・エズギさんがふるさとの街であるトルコ・デニズリについて話しました。
トルコは、ヨーロッパや中央アジア、そしてアフリカなどにも近く、古代より人の往来が多かったところで、特にデニズリはローマ時代まで遡る遺跡や温泉なども多くあり、現代では世界遺産に指定され、観光の名所として知られているとのことでした。
エズギさんは、父が医師であることから、医師の道を選択したということで、トルコの大学で勉強し医師免許を取得したが、さらに医学について研究をするため、学生時代に留学した福岡に再び戻ってきたとのことでした。卒業後も日本で医師として活躍したいというご希望をお持ちとのことでした。
ぜひ頑張ってください。
令和5年11月
韓国・仁川
第189回の外国人学生が語る「ふるさとの街と福岡」講演会を開催しました。この講演会では、イ ギュビンさんがふるさとの街である韓国・仁川について話しました。
仁川は、東アジアのハブ空港となっている仁川国際空港があることで多くの外国人の方に知られています。また、工業が発達した都市でしたが、松島国際都市が経済自由区域に指定され、都市型産業も集積してきているとのことでした。
イさんは、14歳の時に初めて友人と福岡に旅行し、さらに日本が好きになったとのことです。その後は独学で日本語を勉強し、日本へのあこがれがつのり、福岡の大学に留学されたそうです。
様々な国の歴史や思想・文化を学び、広い視野で物事を考える力を養っており、将来は、日韓の間で相手国の良さを伝えることができる懸け橋になりたいと話されていました。
ぜひ頑張ってください。
令和5年9月
ペルー・リマ
第188回の外国人学生が語る「ふるさとの街と福岡」講演会が開催しました。この講演会では、ルイス ミゲル トーレス イスカランチさんがふるさとの街であるペルー・リマについて話しました。ペルーには、クスコ、マチュピチュなどたくさんの観光資源があるが、高地に位置するところが多く、旅行で行く場合は高山病にならないようにするため、時間をかけて体を慣らしながら行くことを推奨されていました。
リマは、ペルーの首都で政治や商業などの中心地となっている大都市です。スペインの影響が、旧市街の「サント・ドミンゴ教会・修道院」、「カテドラル」などの建築様式に見られるとのことです。また、福岡にもおいしい料理がたくさんありますが、リマにもたくさんの美味しい料理があり、特にルイスさんのおすすめなのがセビーチェで、自身で作って楽しんでいるとのことでした。
ルイスさんは趣味でサッカーやマラソンを楽しんでおり、続けたいと思っているが、現在は勉強が忙しく続けるのが難しいと話されていました。歯学を研究するため福岡に来て大学院で勉強されており、将来的にペルーに帰っても研究を続けていきたいとのことでした。ぜひ頑張ってください。
令和5年7月
ドイツ・ビーレフェルト
第187回の外国人学生が語る「ふるさとの街と福岡」講演会が開催されました。この講演会では、オレクシク フランチスカ・クリスチーネさんがふるさとの街であるドイツ・ビーレフェルトについて話しました。ビーレフェルトはドイツ西部のノルトライン=ヴェストファーレン州にある都市です。歴史的にはローマ帝国時代にビーレフェルト近くのトイトブルク森の戦いでローマ帝国を破った戦いが有名です。これが映画やドラマ化され、「バーバリアン」という名称で放映されています。食文化も豊かで、ソーセージ、パン、ビールなどが有名ですが、パンはドイツに3000種類もあり、オレクシクさんもドイツのパンの豊富さが自慢と話されていました。福岡市にもおいしいパン屋を見つけられたそうで、聴講者にも教えられていました。 オレクシクさんは、福岡市のお気に入りについて、ボルダリングの練習、公園の長い滑り台を滑ること、そしてラーメンスタジアムのトマトラーメンを食べることだそうです。オレクシクさんは、福岡女子大学3年で環境科学を学んでおり、趣味はオーケストラでバイオリンを演奏することです。活発な性格であり、福岡でも多くの友人と楽しく過ごされているようです。将来の夢としては、小児科医になりたいと夢見ており、医学の道も模索されているようです。
今後のご活躍と夢の実現をお祈りしています。
令和5年5月
パレスチナ・ベツレヘム
5/18(木)に開催した第186回外国人学生が語る「ふるさとの街と福岡」講演会では、ダニヤ・アルカティブさんがふるさとの街であるパレスチナ・ベツレヘムについて紹介しました。ベツレヘムは歴史のある都市で、観光名所やアート作品が多くあります。また、伝統的なバザールもあり、休日には観光やショッピングが楽しめる場所です。食文化も豊かで、甘いスイーツやフムスなどの美味しい料理があります。特にオリーブはパレスチナ原産といわれており、様々な料理に使われ、重要な食材となっています。伝統的な衣装には刺繍が施されており、当日のダニヤさんの衣装にも刺繍が施されていました。
福岡の街では、特に百道浜にある博物館や図書館、ドームなどがお気に入りで、福岡の人々の優しさに感動されていました。
ダニヤさんは歯学を専攻し、パレスチナとイギリスで学んだ後、現在は九州大学の大学院で学んでいます。ダニヤさんは福岡県留学生会の副会長を務めるなど、リーダーシップを発揮して活動しており、将来の夢は駐日パレスチナ大使になることだそうです。
今後のご活躍と夢の実現をお祈りしています。