ペシャワール会 Peshawar-kai
所在地
〒810-0003
福岡市中央区春吉1-16-8 VEGA天神南6階
URL
代表者名
会長 村上 優
実務担当者
事務局長 古川 正敏
TEL
092-731-2372
FAX
092-731-2373
設立年月日
1984年9月18日
設立目的
中村哲医師のパキスタンでの医療活動を支援する目的で結成され、現在は中村医師が設立した PMS(平和医療団・日本)のアフガニスタンでの医療活動や灌漑水利事業等の総合的農村復興事業を支援している
会員数
個人 約17,000人 他に支援者 約9,000 人 団体 約 1,500 団体
入会条件
- 本会の活動に理解された方で思想、宗教、国籍等に無関係に入会できる。
- 会費 学生会員1,000円以上 会員3,000円以上 維持団体会員 10,000円以上
活動内容
ペシャワール会は現地 PMS の医療・灌漑・農業の三事業を日本側で支えている。
中村哲医師の逝去後は、会長村上優が PMS 総院を兼任、「中村哲医師の事業は全て継続し、希望は全て引き継ぐ」を合言葉に、現地との一層の連携を強めて活動をしている。
1. 医療事業
ハンセン病患者やアフガン難民、貧困層の診療のためペシャワールのPMS 基地病院と、パキスタン北西部・アフガニスタン東部の山岳無医地区に最大時 6 カ所の診療所を開設。2001 年以降の戦争の影響で両国の診療所が閉鎖に追い込まれ、現在はアフガン東部のダラエヌール診療で活動を継続。
2. 灌漑事業
2000 年以降、アフガニスタンでの干ばつが深刻化。多くの国民が難民化、水不足で子どもの栄養失調が急増し、清潔な水の確保が急がれ水事業を開始。中村医師の立案により、2003 年から開始された「緑の大地計画」により、PMS は全長 25km(現在 27km)のマルワリード用水路をはじめ、2022 年現在これまでに 10 カ所の取水堰を建設。工事には、洪水や渇水時にも、年間を通して安定した水量を確保できる「PMS 方式」の灌漑を確立。23,800ha の耕地の安定灌漑、70 万人以上の農民の生活を支える。
3. 農業事業
マルワリード用水路の最終地点であるガンベリ沙漠では、試験農場の開墾と同時に防風・防砂の為の植樹を継続し、2024 年 3 月には護岸も含めて植樹数は全体で 130 万本を超える。農場では米・麦・野菜の他、果樹園ではザクロ、オレンジなど、もともとアフガニスタンにあった作物を栽培。畜産や養蜂も可能となり、更に拡大していく計画。
関連団体
刊行物
- ペシャワール会報(年4回発行)2022 年7月31 日現在
- No. 152 ペシャワール会報合本
- DVD「アフガニスタン 干ばつの大地に用水路を拓く」
- DVD「アフガニスタン 用水路が運ぶ恵みと平和」
- DVD「荒野に希望の灯をともす 医師中村哲の 35 年の軌跡」
他に中村哲医師の著作多数
福岡国際関係団体連絡会(FUKU-NET) 事務局
〒812-0025
福岡市博多区店屋町4-1 福岡市国際会館 公財)福岡よかトピア国際交流財団内
TEL: 092-262-1799
時間: 8:45-18:00